ぺんたゴンチャです。

「都内だと年収1200万円あっても足りない!」と言ってる人がよくヤフコメなどに現れますが、本気で言っているとしたらアホです。

考えてもみてください。都内のファミリー層はみんな年収1000万円以上あるのでしょうか?勿論、そのようなことはなく、年収600万円~700万円の世帯も普通にいらっしゃいます。東京都の30代のファミリー層の世帯年収は平均770万円ほど(額面)と言われています。子供手当などの給付金も含めての金額です。

これは平均ですから、実際にはもっと低い世帯が多いでしょう。
こちらをご覧ください。
nennshu20211013
↑共働き世帯は確かに年収は多いが、全体から見れば貧しい部類とは読み取れない。

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1000万円以上の世帯が30%近くを占めますが、逆に言えば、70%以上の子育て世帯は1000万円以下です。

冒頭にあげた「年収1200万円あっても足りない!」というのは、その人が足りないだけであって、少ないなら少ないなりに暮らしていけるわけです。〇〇〇万円あったら足りる、足りない、などというのは、生活スタイル次第ですからどこまで行っても答えは出ません。

しかし、唯一確かなことは、収入と支出は比例する場合がほとんどだということです。

要するに、年収1200万円なら1200万円なりの、年収500万円なら500万円なりの生活をする人々が多いというだけのことです。

「〇〇〇万円あっても貯金なんかほとんどできないよ!だから〇〇〇万円は寧ろ貧しいのだ!」などと仰せなのは、当然のことなのです。あればあるなりに使っているのですから。

1200万円で足りない!と叫ぶ家族の支出はどのようなものでしょうか?

まず、そこそこ便利なエリアにそこそこ良い金額のローンを払っています。
そして、そこそこ良い自動車をお持ちです。これのローンと税金、維持費を払っています。
子供は私立の学校に入れています。
さらにそこそこカネをかけて進学塾や習い事もさせています。
家族旅行も海外などそこそこ良いところにお出かけです。
成城石井などでもお買い物もしますし、外食もそこそこ良いところに出かけたりもします。
そうしたことを積み上げていきますと、大体年間の支出が900万円前後になると思います。

年支出900万円ということは、これを賄うには額面年収で言えば、1170万円ほどを稼ぐ必要があります。

このように、色々な生活のアイテムをちょっとずつイイものにしていくと、あっという間に支出は膨らみます。そしてそれぞれの要素は上には上がありますから、お金を使おうとすればいくらでも使えるわけです。

ですから、最初から手取り900万円の内、300万円は金融商品への投資に回して、残り600万円でやり繰りする等といった方法を実行しない限り、人と言うものはお金はある限り使ってしまうものなのです。
「1200万円でも足りない。自分は貧しい!」と言っている人は本当に頭が悪いです。使えばなくなる、という簡単な話すら理解していなくてそれだけのご年収を確保できるとは随分運が良かったのですねと申し上げるべきでしょう。

家、車、子供の教育、外食、旅行・・・見栄を張れば際限がありません。
都内でも家は文京区ではなく練馬区に中古の物件なら随分値ごろ感があります。
車もメルセデスではなく、カローラ。
子供の進学先も私立ではなく、公立に行けばタダみたいなものです。
外食も高級なところはごくたまにと言う風にすればよいわけです。
これで随分、必要なコストは変わってきます。
手取り年収が900万円(額面1150万円)あれば、相当余裕のある暮らしが可能で、さらに投資をしていればひたすらお金が積み上がっていきます。

すべてはあなた次第です。
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