ぺんたゴンチャです。

先日、転職計画を立てているという記事を書きました。とりあえず見送りの方向で考えています。
詳しい理由はまた別エントリーで書きたいと思いますが、そもそもなぜ転職したいのかと言えば、収入を増やすことがメインです。
ではなぜ収入を増やしたいのか?それは子供たちの教育費を確保する為と、ささやかな贅沢をしたいが為です。

その為には本当に転職しなければなないのか?という点を、超長期の家計キャッシュフロー表を作り、検討してみました。その結果、「FIREを目指すのでなければ、別に無理しなくてよくね?」という考えに至りました。

少なくとも、給料を理由にした転職は、よくよく考えれば、無用ではないかということです。

さて、ではどのように教育費とささやかな贅沢の費用を確保するか?です。

まず、私、ぺんたゴンチャのサラリーマンとしての手取り年収は、640万円ほどです。
これに対して、年間の生活費は、520万円ほどです(今年見込み)。
収支は120万円の黒字です。

ところで、子供たちが小さい割に、また、車を持っていない割に年間生活費が高いのは、今年は学習机を買ったり、大型家電やiPad、お庭の工事、歯の保険外治療が嵩んだからであり、それらがなければもう少し年間コストは低かったでしょう。

120万円の黒字ということは、貯金をする必要がなければ、この黒字分は使ってしまっても構わないわけです。とはいえ、この程度では、子供が私立中高に進学すればいくらも残りません。さらには兄弟揃って私立中高ということになれば、完全に赤字です。貯蓄がないご家庭なら家計破綻で一家離散は免れないでしょう。

幸い、私、ぺんたゴンチャはおよそ6000万円の金融資産がありますから、これの運用収益を使ってしまう家計設計とすればうまく回ると考えています。

6000万円……、それは多くの人がFIREを目指す目標金額だったりするのをご存じでしょうか?
よく4000万円でFIREするプラン、5000万円のプラン6000万円のプラン・・・などと言った記事がヤフーやトウシルなどにも掲載されています。

つまり、ぺんたゴンチャは既にFIREをやろうとすればできるくらいの資産に達しているということができます。但しそれは独身貧乏ライフを強いられるレベルではありますが、しかし、これを日々の生活を豊かにする為に使ってしまうのもありではないか?と考えたわけです。

考えても見てください。普通のサラリーマンからのFIREなどというものは、子供部屋おじさんか独身仙人くらいしか達成できないものであることは、あなたも薄々お気づきのことでしょう。であれば、FIREの夢などさっさと諦めて、普段の生活の補助にするほうがずっと楽しいと私は考えます。

ひと一人が働かずに暮らせるほどの運用収益を普段の収支に加算するわけで、子供の教育費とささやかな贅沢をするくらいなら全く問題なく達成できてしまうのです。

具体的には、今の生活費よりもさらに+300万円ほどの自由に使える資金があるイメージです。
それでいて、なお収支はプラスですから資産も増え続けます。
だから、その運用収益も年々増え続けますから、子供たちが中高生になる頃には、今の生活費+400万円くらいを自由に使うことができるようになります。こちらがそのイメージです。

shisan20211009
↑40歳過ぎから70歳過ぎまで。十分に生活費を確保した想定。それでも資産は殖える。

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シミュレーション結果は、60歳の頃に1億円に到達します。運用利回りは4%の想定です。

子供たちを私立に行かせ、習い事などもさせつつ、且つちょこちょこと贅沢もしつつ、定年の頃には1億円の資産ができているのなら、これ以上何を望みましょう。
望むべきは、体と精神が健康でいられることです。

そう考えれば、今の資産・収入の状況下にあって、お金を目的とした転職はデメリットの方が大きいと考えられます。
現在、それなりに働けているのなら、新しい環境に行って心身をすり減らし、下手をすれば心がおかしくなって働けないようになるリスクを冒す必要はないとさえ思えます。

実を言うと、私、ぺんたゴンチャは二度、転職に失敗しています。自分に合わない職場に行ってしまったのです。その内の一つでは、本当に精神がどうかなりそうな状態に陥りました。まだ若かったので、その後の挽回ができましたが、四十を回った身とすれば、次に失敗すればそれこそ職業人生はオワリを迎えます。

FIREも良いですが、人生楽しめるときにお金を使わないと仕方がありません。人生を楽しむこと=サラリーマンを辞めることしかあり得ない!という人もいるかもしれませんが、現役時代を楽しむ為に運用益をある程度使ってしまう、というのもそう悪い考えではないと思いますが、あなたはどうお感じになったでしょうか?

すべてはあなた次第です。
ぺんたゴンチャから親愛なるあなたへ。
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