ぺんたゴンチャです。

私は現年収は800万円ほどで四十過ぎです。休みはきちんと取れていて、普段も日割で残業1時間ない程度です。
仕事はITのプロジェクトマネジメントでそれなりにこなしており、お客さんとも仲良くやれています。
社内には嫌な奴がおる状態です。普段の仕事には現在はそれほど直接的には関わりません。
しかし、その嫌な奴は夫婦で当社を牛耳っており、社内の制度もその人に左右されます。
ちなみにその人は社長や役員ではありませんが、当社の創業メンバーです。

私自身は社長に将来の当社の新事業を担えだの、新しくお前の部門を作って良いだの言われていますが、そんなことを言われて数年経ちました。

さて、私、ぺんたゴンチャは転職すべきでしょうか。自分のこととなると中々悩みどころであります。


1.仕事の負荷
ワークライフバランスが取れている。
⇒問題なし。
 転職したとして、仕事の負荷が上がるのは間違いない。

2.年収
今は悪くないが、上がっていく保障がない。
実績としては、年に数万円程度の昇給はあったけれど、ここ1-2年は止まっている。
⇒あと200万円ほどほしい。
 転職によって解決可能。

3.転職市場での人材価値向上
仕事がぬるい。同じ仕事ではもはやあまりキャリアにならない。年齢だけ重ねる。楽勝の裏返し。
当社はブランド企業とは程遠いので、年齢を重ねると人材市場では不利。

長くいればいるほど、昇進、昇給や自分の部署を持てる(子会社の社長など)の可能性もゼロではないが、いつも騙されている気がする。
自分で部門長や子会社の社長を務めるようになれば、新たな人材市場への道が開けるが。

⇒転職したとして、「では子会社責任者としてよろしく」と言われたとして難しい。
 まずは今と似たような仕事をやることになるだろうから、キャリアを磨くことにはならない。
 それなりのブランド企業なら、その後の転職には有利。

4.人間関係
嫌な奴がいる。社内の制度をその人が牛耳っているので、狙い撃ちにされる可能性もある。
対お客さんの関係は良い。
対、直の上司や社長とも関係は良い。
⇒転職したとして、どのような職場にも嫌な奴はいる。今よりも悪くなる可能性もある。

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つまり、転職によって得られるものと失われるものは、こうなります。

得られるもの
a.年収アップ。ITコンサルとして転職をここから2回ほどで1200万円程度までは行けるかもしれない
b.勤務先のブランドによるさらなる転職の機会

失うもの
a.ワークライフバランスが崩れる。少なくとも負荷上がる
b.お客さんがキツイかもしれない
c.人間関係がより悪いかもしれない
d.子会社責任者になる機会はなかなか新参には回ってこないだろう


今の状況は、以上のような感じです。
さて、上述したように、転職によって得られるものと失うものがありますが、それぞれの要素のどこに重きを置くかです。

短期的な年収アップという点を重視するなら、転職は良い解決策になりそうです。
しかし、一方で、私、ぺんたゴンチャはそれほどお金に困ってはいないわけです。いや、困ってはいないのですが、子供たちの教育費にもっとお金をつぎ込みたいと考えていますが、今の年収では不足します。あと200万円ほどあれば事足ります。

現時点では足りています。でも教育費が掛かる年齢になる5年後くらいだときつくなってきます。

資産は確かにそれなりにありますから、そこから出せば良いといえば良いのですが、カネが減っていくのは精神的にキツイです。

運用利回りは長期的には理論上7%などと言われていますが、昨今の株式相場をご覧になれば分かるように、数か月に渡り資産が減る局面もありますし、年単位で見ても減る時期もこれまでの歴史であったわけで、やはり運用益に頼るのもまた精神的に辛いと思います。

しかも、場合によっては10年くらい上げては下げの相場が続くことすらあります。そうしたことを考えれば、転職によって年収を上げることを十分に意味があります。

一方で、私、ぺんたゴンチャはあまり仕事が好きではありません。どのような仕事であっても、働くことが嫌いなのです。キャリアアップだとか、ブランド企業だとか、憧れはあるものの、所詮は収入増の手段としか考えていないのです。

キャリアアップなど、収入増の手段でしかないわけで、キャリアで自己実現などちゃんちゃらおかしいというのが、私、ぺんたゴンチャの考え方です。それが好きな人は勝手にすればよく、私に押し付けないでいただきたいのです。

だとすると、「a.ワークライフバランスが崩れる」とか「b.お客さんがキツイかも」最も避けたいわけです。加えて、四十も回ってくると、野心とか好奇心は薄れてきます。気力を維持するだけでも大変です。

これは極論すれば、仕事の負荷を上げてまで年収をあげたいか?ということに尽きます。

最も良い条件は、仕事の負荷は上がらないけど、年収は上がることです。現実にはほぼあり得ないでしょう。新しい環境、新しいお客さん、新しい分野の仕事……例え仕事内容が同じだったとしても、自分が働きやすくなるまでの負荷は相当なストレスになると思います。

もちろん、杞憂で考えすぎなのかもしれませんが、失敗すれば年齢的に後がありません。

保守的な方向で行けば、つまり、転職しないならどうなるか?

【ワークライフバランスの面】
⇒維持

【収入】
⇒5年、10年あれば多少は上がるのでは?保守的には+50万円
 それに奥様が働きに出てくれれば+100万円
 また、資産運用益に頼れないとはいえ、配当利回り程度、つまり資産の1%程度を使うことは問題なかろうと思います。
 6000万円 × 1% = 60万円
 
 合計で年間+210万円ならば、子供たちの教育費をカバーできます。

とはいえ、奥様に働きに出てもらうのも申し訳ないですし、それに私自身どれくらい稼げるのか挑戦してみたい気持ちもゼロではないですし、迷いどころではあります。

もう少し悩んでみることにします。

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