ぺんたゴンチャです。

今、物凄い勢いで円安になっています。つまりUSDJPYの相場が上昇しています。
これを見て、インフルエンサー気取りの人が「日本が売られているwwいつまで円を持っているの?」とおっしゃっていました。

あなたはこれを見てどう思ったでしょうか?「そうかぁ、日本が売られているんだ、国の行く末が心配だ!」ということでしょうか?
私、ぺんたゴンチャは「日本が売られているww」と言っている投資インフルエンサーはアホですから、信用しない方が良い、と思います。

現在、円安に相場が傾いている理由は、米国の金融緩和の縮小が明確に発表され、且つ、米政策金利の利上げが具体的に意識されだしたからに他なりません。

今回、金融緩和つまり、FRBによる債券買い入れ額が減額になることが発表されたということは、すなわち債券の買い手がいなくなるということを意味します。
それは、債券の需給から言えば、買い手がいないことイコール、債券価格が下がることが予想できるわけです。
債券の投資家は、売りに走っているのです。債券売りからの債券価格下落、ですから米国の債券利回りは上昇します。

通貨FXへの影響は、こうです。
為替相場が動く、大きな要素の一つが、通貨同士の金利差ですが、人は一般的には金利が高いほうに資産を置きたいわけで、米国の金利が高くなるのなら、ドル建てで資産を保有します。

ということは、他の通貨を売って、ドルを買うことになりますから、他の通貨、ここでは日本円が下がり、ドルが上昇します。

だから、このところドルが上昇し続けているのです。

これはドルと金利のチャートを見れば明らかです。

usd20210928
↑ドル円と米国債利回りのチャート(1時間足)
ローソク足がドル円です。オレンジ色の線が米国10年債利回りです。ほぼピッタリ動いているのがお分かりになると思います。

テーパリングと利上げが予想されている中ですから、ドルの上昇に掛けるのは簡単なことです。これを見ても、まだ「日本が売られているwww」という意見を信じますか?

とはいえ、30年間の歳月を経てなお1989年の最高値を超えられない日経平均株価を見れば、日本が敬遠されてきたということは言えるでしょう。ただし、それは数日間の相場だけを見て、日本売りという情緒的な解釈ができるようなものではありません。

すべてはあなた次第です。