ぺんたゴンチャです。

8月の米国CPI(消費者物価指数)が発表されました。結果は、インフレ懸念がやわらぐものでした。前月比で、+0.1%の上昇にとどまりましたが、これはCPIのグラフを見ていただくとよく分かります。
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↑徐々に物価の上昇は落ち着きつつある。
段々と、物価の上昇の度合いが緩やかになってきたのがお分かりになるでしょうか。下げた要因としては、中古車とトラックの価格が下がったことです。
8月までの12か月のCPI上昇は、予想+4.2%に対して、結果+4.0%ということで、予想を下回りました。

これを受け、長期金利は下落、ドル円も下落しました。
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↑紫の線が、米国10年債利回り。ローソクはドル円。週足。

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これが何を意味するのでしょうか?FRBの金融政策への影響です。

FRBは「インフレは一時的」としながらも、インフレが過熱しないようテーパリング(債券買い入れの縮小)をほぼ決定しています。

その後の利上げについても「テーパリングとその後の利上げは直接はリンクしない」とパウエル議長は言っていますが、実際のところは利上げもほぼセットだと考えられています。

これに対して、インフレ率が鈍化、ピークアウトするなら、テーパリングや利上げはもう少し遅くなるのではないかとも考える向きもあります。実際、市場はその期待により、8月データの発表後、株価は上昇しました。

とはいえ、私、ぺんたゴンチャは株価の行方について楽観視していません。

インフレがどんどん進むということは可能性は低くなったと思いますが、金融緩和と利上げはいずれ実施されると思います。そしてそれが決定されれば、当然のごとく、株は荒れると思います。

ひとまずは過度のインフレはなさそうだということが分かり、中長期的には株は安心して保有できます。

すべてはあなた次第です。
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