ぺんたゴンチャです。

ヤフーを見ていましたら、「52歳で4300万円を貯めた極意!」なる記事がありました。この方は、なんと月収が20万円(!)そこそこで、それで4300万円も貯めたのなら凄いと感心しました。

しかし、同時に大事な何かを失っているようにも思えてならなかったのです。この方は、独身の女性です。「やはりな」と思いました。なぜそう思ったのか?この手の記事の登場人物は、決まって仙人みたいな人がよく出てきます。

月収手取りが20万円では、自分の家族がいたら財産を作るのは不可能だと思います。少なくとも普通の方法では。この方も例にもれず、独身であり、月間の支出は10万円に満たないものでした。

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↑いくらお金を貯めても悲哀を感ずる・・・。

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投資は日本株を300万円ほどとのことでしたので、ほぼ全額を金利0%の普通預金で貯めてこられたのだと思います。入金力が極めて低いので、かなりのケチケチライフ・・・というよりもこれでは息吸って吐いてるだけの人生なのが透けて見えてきます。

一生懸命一生懸命お金を貯めるのは結構ですが、これを見て「よし!私も家族を持たず、切りつめて資産形成がんばるぞ!」という人が出てこないことを祈るばかりです。

こんなこと言うとお叱りを受けるかもしれませんが、お金を貯めることしかない人生というのは中々きついかもしれません。いえ、私、ぺんたゴンチャだったら嫌だな……と感じるという話であり、他人の生き方に口を出す権利も何も持ってはいないことは重々承知してはいます。

資産形成は生きていく上ではとても大事な要素ではありますが、しかし、倹約によってただただ貯まったお金というものは、人生において楽しいアクティビティーがなかったことの裏返しでもあり、やはり、バランスをとって人生は楽しむべきは楽しみ、それでいて資産もあるという状態を目指したいものだと、この52歳独身4300万円さんの記事を見て、そういう思いを禁じ得ませんでした。

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