ぺんたゴンチャです。
日経平均がバブル期以来の高値にあります。日経平均の最高値は1989年12月の38915円です。いま、3万円を取り返すところです。やっとか、という思いですが、アナリストの中には、諸国に比べて出遅れた日本株がガンガン上がっていく、という人もいます。
あなたはどうお感じでしょうか?
私、ぺんたゴンチャは、短期的には他国よりも良いパフォーマンスとなる可能性があるが、長期的には期待できないと考えます。
↑コロナショック(2020年3月)以来のナスダック指数 vs 日経平均
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ここからオレンジ色の線、つまりNASDAQに追いつきそうにも見えます。しかし、それは甘い考えです。他の国の株価から出遅れたら追いつくというのは、決めつけが過ぎます。追いつくとして一体何年待ちますか?
↑想像を絶する高みに達する米国株。日本株のほうは・・・。
NASDAQは1985年以来、117倍になっています。これに対して、日経平均は4倍にしかなっていません。「離れたら追いつく」という考え方は極めて危険なことがお分かりになるでしょう。
NASDAQのような株価を見ると、人々は「下げるはずだ。バブルだ。」と言います。しかし、超長期で見ても、下げるどころかひたすら上げ続けています。日本株は割安とばかりに我慢して日本株を保有していたら、全然儲からなかったわけです。
日本株がバブル期以来の高値圏に来たとメディアを賑わせていますが、実態は上記のようなチャートだということをよく頭に入れておく必要があります。諸外国はずっとずっと高いところに行っているわけで、日本株は未だ32年前の高値すら超えることができていないのです。信じられますか?32年以上もドローダウンのままという体たらくが。
32年前といえば、あなたはまだ生まれてないかもしれません。私、ぺんたゴンチャも10歳の子供でした。バブルの雰囲気といえば、ファミコンの「松本亨の株式必勝学」というクソゲーがあったことでしょうか。
職業不詳の何で稼いでいるか分からないけれど羽振りの良いオッサンが我が家によく遊びに来てたりしました。バブルあるあるかもしれません。
とにかく、日本人は上がったものはいずれ下がる、という考え方をする人が多いですが、それは当てはまらないということを頭に叩き込んでください。世界は変わったのです。
すべてはあなた次第です。
ぺんたゴンチャから親愛なるあなたへ。
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