ぺんたゴンチャです。

たったの900万円でFIREした人がおられました。その方の情報を良く見ると、フリーランスになって、且つ、事業者に助成金を出してくれる自治体に引っ越すという内容でした。それはFIREというのだろうか?とお思いになる人も多いと思います。

私、ぺんたゴンチャは、それもFIREの一種だと考えます。

お金にこだわらず、自分が興味ある分野で多少の収入を得られる仕事をやってのんびり暮らしていく・・・ある種、それは理想的にすら思えます。

ちなみに、移住して事業を興す人に助成金を出してくれるという自治体は意外と多いです。冒頭の方は、大分県の杵築市(きつきし)というところに移住されました。

日本地図を載せておきます。
fire20210904
↑FIREの為に縁もゆかりもない地域に移住するのはかなりの覚悟が必要・・・。

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さて、この900万FIRE氏は30歳手前で、やはり例のごとく独身です。900万円を運用しつつ助成金を貰いながら、好きな分野で喰って行くようなそんなフーテンでやっていくのですから、この先、自分の家族を持つことはかなり難しくなったと言えるでしょう。

FIREなどと仰せですが、その実、世捨て人の仲間入りです。

勿論、自分の家族を持って子育てをしていくことに価値があると考えるかどうかは、まさにその人その人の価値感ではあります。

しかし、40歳くらいになったとき、周りの同年代がみんな家族連れで出かけたり、マイホームを買ったりして、生活がどんどん変わっていくのに対し、自分だけが相も変わらず仙人みたいな暮らしをしているとしたら、どうでしょうか。

よく中年の独身者は、街でショッピングモールで、そうした家族連れを見るととても辛い気分になる
と吐露しています。

しかも、30手前で世捨て人になったら、まともな仕事のスキルをつける機会、人並みに仕事で活躍する機会も失われるわけですから、40歳をまわった時に後悔しても、もはや手遅れです。

必要最低限の仕事をするといっても、いつまで続くか分かりません。

結局、誰でもできるようなアルバイトを高齢でもやるはめになると思います。自分より年下の先輩バイトくんに叱責されながら、お金の為に歯を食いしばり、何のやりがいも、キャリアアップもしない仕事をやり続けることになるのです。

自由を求めてのFIREだったはずが、逆に自由を、そして尊厳までも失ってしまう……これが少額FIREの末路に思えてならないのです。

ちなみに、私、ぺんたゴンチャは貯金が1000万円もない頃にサラリーマンを辞め、起業をしました。毎日毎日、仕事を取る為の作戦を練ったり、営業をしたりしましたが、なかなか仕事を受注できませんでした。

日々、減っていく口座残高…。あなたにはその恐ろしさが想像できるでしょうか?

結局、色々なご縁があって今はサラリーマンをやっていますが、会社に行くだけで仕事をしなくても毎月、口座にお金が振り込まれるのは本当に有り難いことですし、とてもお気楽で良いです。

仕事を少量でも取らないと回らないような生活をする気にはなりません。

とはいえ、900万FIRE氏は、私と違いとても優秀な方でしょうから、資金運用もうまくいき、仕事もやりたい仕事だけ量を調整しながらコンスタントに受注できて、自由を満喫しつつ暮らしていけることを祈念いたします。

すべてはあなた次第です。

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