ぺんたゴンチャです。

株などの相場で儲ける方法として、短期売買を繰り返し資産を殖やしていく手法と、企業の業績(ファンダメンタルズ)を重視して株を買う手法の大きく2つの方法があります。
どちらが儲かるのでしょうか?

私、ぺんたゴンチャは、私自身の経験上、ファンダメンタルズに着目した投資のほうが儲けを出しやすいと考えています。

株式というのは株式全体でいえば、経済が大きくなれば時価総額が大きくなるわけで、また、資本主義の仕組み自体が経済を膨張させる仕組みということを考えれば、株式全体の総額は大きくなるのは自明だからです。

これは、インデックスを買い持ちすれば、長期的には報われるという考え方と同じです。つまり、そもそも株式投資は買いの長期投資は追い風を受けながらやれるものということです。株式投資は、長期的にはプラスサムなのです。誰かが勝ったら、必ず誰かが負けるわけではないのです。

さらには、ある企業が成長していくなら、当然その企業の株価は中長期的に上昇していき、これは株式全体の上昇よりも大きいものになります。

要するに、成長する銘柄を長期で買い持ちをすれば、勝てる可能性が高いのです。
加えて、景気の波がありますから、それを意識することで儲かる可能性を高めることができます。

これに対して、短期トレーディングは、とても難しいです。短期的には、相場はランダムウォークをすると言われています。当てにいくのは非常に難しいのです。

しかも、短期的にプラマイゼロのゲームです。つまり、誰かが勝ったら、誰かが負けているのです。

さらに言えば、手数料とアスクビッドの差です。売買すればするほど、手数料が嵩みます。アスクビッドの差というのは、買い値と売値の差です。板というものをご覧になったことがありますでしょうか?

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↑売り値と買値は常に差があり、利益を削る(SBI証券のWebサイトより

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同じ瞬間でも、売れる値段と買える値段は違います。
だから、買った瞬間に売却しても、手数料に加え、このアスクビッド差(=スプレッド)の分、負けるわけです。

あなたはどうお感じになったでしょうか?どう見たって、向かい風です。厳しい条件です。

もちろん、短期トレードの利点はあります。
小さい金額でもレバレッジを掛けて、勝つ度に掛け金を大きくしていけば、短期間に複利で資産は殖えます。
ただし、これは勝てるトレーディング手法が確立していて、金額の賭け方、いわゆる資金管理をマスターしていて、常に冷静な強靭な精神力を持っている場合のみです。そしてそこまで行けるひとはほとんどいません。

一方、ファンダメンタルズによる中長期投資で資産を拡大している個人投資家はゴマンといます。戦いは有利な戦場でやるべきで、どこで戦うかを決めた時点でかなり難しい戦いになるとお考えいただくと良いでしょう。

あなたならどちらを選びますか?

すべてはあなた次第です。
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