ぺんたゴンチャです。

8月27日のジャクソンホール会合でパウエルFRB議長のスピーチを受け、株価は上昇しました。
ジャクソンホール会合で語った内容から、ごく近い将来のアメリカ株の動向を探ってみたいと思います。

まず、パウエル氏は、アメリカ経済は力強く回復していると認識しています。しかし、インフレは一時的なものとおられます。
現在のインフレ率は、4.2%であり目標インフレ率の2%を大きく超えていますが、これは一部のモノへの需要集中から品薄となり、値上がりを引き起こしているのが原因です。特に中古車価格はその代表例ですが、それも下落し始めました。

そのようなことから、長期のインフレ率は低いと考え、目先の物価は問題ではないとしています。

また、雇用についても改善していることから、年内にテーパーリングを開始するのが良いと明確に述べました。(テーパーとはFRBによる債券買い入れ額を徐々に少なくしていくことです)
一方、テーパーを開始しても、利上げについては、慎重姿勢を崩していません。

総合すると、市場が落胆する内容ではなかった為、まだ低金利の状況は続き、株式投資にとっては有利と言えます。FRBの市場との対話はうまく軟着陸できたと言えそうで、長期的には、株価は上昇を続けていくことでしょう。

一応、心にとどめておくべきは、9月3日発表予定の雇用統計です。こちらが、米国雇用統計のグラフです。2020年11月にワクチン開発が成功して以来、雇用は回復を続けていることが分かります。
koyou20210830
↑ワクチン開発成功依頼、雇用は回復を続ける。

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直近8月の雇用が強いことが分かれば、金融緩和の縮小が意識されますので、マーケットは荒れます。
その後、実際のテーパー開始時期は、11月のFOMCからと見られています。ここでもおそらく株価は下げると思います。

これらは一種の通過儀礼に過ぎないと、私、ぺんたゴンチャは考えます。慌てないよう心の準備をしつつ、厳かにそのときを待ちたいと思います。

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