ぺんたゴンチャです。

頻繁に良く目にするお金に関するテーマに、「家は買う方が良いか?賃貸の方がお得か?」というものがあります。

私、ぺんたゴンチャは買う方が得と考えます。

賃貸がお得派は、長期且つ多額の住宅ローンを背負うのがリスクだ!と言います。
もう少し詳しく聴くと、
①もし何かあったときに借金だけが残る
②一生懸命ローンを返済してもその分の価値はない
③多くの金利を支払う必要がある
④金利が上がると返せなくなる恐れがある
⑤30年ローンを組む人はずっとそのローンが返せるだけの収入が続くと考える能天気野郎


などと主張します。これらの主張はすべて「頭の悪い購入者」を念頭に置いたもので、意味がないものです。

①については、何かあっても、物件を売却すれば借金は残らないようにしておけばよいのです。極論、買ってすぐ売っても、ローンが残らないような買い方をすれば良いわけです。

②については、物件次第です。上モノにお金をかけまくった場合は、賃貸派の主張通りですが、ほぼ土地価格で買えば価値は必ず残ります。
juutaku20210829
↑購入派vs賃貸派の論争は前提の無理解から来ている。

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③については、本当にこんなことを言ってるとしたら頭が悪過ぎます。賃貸でも金利は払わされています。オーナーが物件取得する為に、高い金利(例えば2-3%)で資金調達しており、それでもなお利益が出る賃料を設定しているからです。これに対し、専ら自分が住む家の借り入れ金利は、極めてゼロに近い金利です。どちらがお得か火を見るより明らかです。

④については、金利が上がったら返せなくなるような、高い物件を買っているならその通りです。しかし、このような主張をする人は、金利が上がるというのは、どういうときかご存知ないのだと思います。
それは景気が過熱しているときです。過熱し過ぎた景気を冷やす為に中央銀行は金利を引き上げるのです。これは個人で対処可能です。家を買うときに貯金を頭金に入れず、株式投資をしておくのです。金利が上がる局面を迎える頃には、株式評価額はかなり上昇していることでしょう。資産が増えているわけで、上昇した金利の為に支払えないということは起きません。

⑤については、①と同じことです。賃貸の人も、落ちぶれたら、さらに安いところに引っ越さねばならないのは同じです。売却すれば、ローン残債ゼロ、或いは支払いが進んでいたら、手残りのキャッシュを手にすることができるわけで寧ろ、こんな主張をする賃貸派のほうが能天気に思えます。

しかも、もし仮に不幸があった場合は、残債はゼロになります。賃貸では、そのような場面でも、賃料を払い続けていかねばなりません。


別の面から考えてみます。
なぜ不動産投資、すなわち賃貸住宅の経営をする人がいるのでしょうか?言うまでもなく、儲かるからです。

つまり、賃貸として貸し出すのは、慈善事業ではないわけですから、賃料には投資家の利益が乗せられています。当たり前です。もし、賃貸の方がお得なら、そもそも不動産運営は成り立ちません。

いや、お得という言葉が良くないかもしれません。

不動産運営は商売ですから、事業者は利便性を提供する代わりに、利益を得ます。一方、利用者(借り手)は、利便性を享受する代わりに、貸し手に高い賃料を払います。つまり、経済性だけで言えば、借り手となる方が得、などということはあり得ないことがお分かりいただけると思います。

そして、この不動産運営をするとき、物件取得の為の資金調達コストが限りなく低く、且つ、借り手が必ずいるとしたら、この取引は相当に有利ということもご理解いただけると思います。

これはまさしく、自分が家を買う場合のパターンです。自分が住む為の家のローン金利は大変優遇されますし、自分が住むわけなので客付けに困ることもありません。不動産投資として考えれば、これほど有利な条件はないでしょう。

これでも負ける=なにかあった時に身動きが取れず積む、としたらあなたはそもそもかなり割高なものを買わされています。それは購入と賃貸のどちらが得か?を論ずるスタート地点にも辿り着いていないのです。

すべてはあなた次第です。
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