ぺんたゴンチャです。

最近、やたら目にするFIRE（Financial Independensce Early Retire）、要するにアーリーリタイヤです。少し前は、アーリーリタイヤという言い方の方が多かった気がします。実現できたら、楽しそうなFIREですが、子育て中の普通のサラリーマンに可能なのでしょうか？

私、ぺんたゴンチャは、相当な博打を打つか、家族に犠牲を強いるかしないと実現は難しいと考えます。

普通のサラリーマンが自分の給料から投資に回せる金額は、せいぜい月間10万円くらいではないでしょうか。ボーナスを含めて、年に200万円も投資に回せないと思います。

仮に毎年200万円を投資に回して、運良く7%の利回りで行けるなら、25年後には1億3000万円となります。これを25歳から始めれば、50歳時点でこれくらいの金額になりますので、それくらいあれば配当などで贅沢しなければ暮らしていけそうだとも思えます。

■

SPONSORED LINK

しかし、重要なことがあります。


となると、子供がいたら、ましてや2人、3人の子供を抱えている中でこれだけの年間投資はかなり難しいでしょう。

それでもなんとかしようとするなら、家族に犠牲を強いることになります。日々の生活費の節約、家族旅行はもってのほか、子供達は全て公教育のみといった具合です。

しかし、それでやっと、1億円ちょっとの資産を作って、一方で、あなたの年齢は既に50歳です。家族との思い出づくりも出来ず、望む教育も受けさせてやれず、それで達成するFIREにいかほどの価値があるのか、私、ぺんたゴンチャには分かりません。

あなたにはできるでしょうか？「自分が早く仕事を辞める為に、給料はお前達には使わない。学校は公立校に行って、大学は私学など許さない。文句があるなら働け」と。家族にとっては、酷く残酷な環境です。

さすがに、家族持ちでそのようなことができる人は殆どいないことでしょう。ほぼサイコパスです。
となると、FIRE実現に近付く残る選択肢は、博打を打つことです。

特定の個別株に集中投資して、たまたまそれが大きく値上がりするとか、レバレッジETFに集中投資して、たまたま勝ち続ける、或いは仮想通貨が大暴騰する……そうした僥倖を狙う他ありません。

「え？！投資をギャンブルにしてしまうなんてあり得ない！」あなたはそう言うかもしれません。
だけれども、まっとうにやっていては絶対に目的地に辿りつかないとしたら、そして、それを教えずに「FIREは可能だよ！」と言ってしまうとしたら、その方が意識高い系偽善者のようにすら思えます。

もっとも、あなたが親と同居し、住む家の心配なく、自分の子供もいないのでしたら一気にFIREは近くなります。寧ろ、その条件でFIREできない方がおかしいです。

結局のところ、あなたや私のような普通の労働者がFIREを実現できるかどうかは、自身の家族を持たぬこどおじとして生きていくか、さもなくば目一杯のリスクを取って攻めるか、そのどちらかしかあり得ないのです。

すべてはあなた次第です。
にほんブログ村

SPONSORED LINK