ぺんたゴンチャです。
米国株が毎日のように過去最高値を更新している今日この頃、ひたすら下げ続けていた中国ハイテク株が急回復しています。やはり我慢して保有する、或いは、ここから買いに行っても良いでしょうか?
私、ぺんたゴンチャは「それでも中国株は避けるのが無難」と考えています。
中国株がなぜ調子が悪いかと言えば、昨年、アリババの創始者であるジャックマーが中国金融当局をあてこするような発言をしたことに端を発します。
アリババの金融部門であるアントフィナンシャルの超大型IPOが見送りになりました。さらにはアリババは独占禁止法違反ということで罰金が科されました。
これに戦々恐々のライバルIT企業たちは大人しくしていたものの、習近平主席はさまざまな規制をどんどん発表していくことになったことで、ハイテク企業は軒並み売られ続けてきました。
しかし、ここ数日の値動きを見ると、株価は急上昇しています。
こちらがテンセント(700.HK)の株価チャートです。
チャートを見る限り、本格的に回復を始めたとは言い難いです。
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もちろん、テンセントやアリババ(BABA, 9988.HK)の収益力はいまだ健在です。だけれども一体何を根拠に株価が回復していくと言えるのでしょう。
あなたは「国策に売りなし」という言葉をご存じでしょうか?逆に言えば、国策としてハイテク企業の伸張を許さない、となれば売りと考えるのが自然と思います。
かつて、私、ぺんたゴンチャはテンセントへの集中投資をして、儲けることができましたが、その後、当局の「ゲーム規制」政策によって株価は下落し、精神的に耐えられず売却したことがあります。その後、保有を続けていれば、もっと儲かりました。
今振り返って、これをもって「やはり持っておくべきだった」とは思いません。
それがなぜかお分かりでしょうか?
中国当局は何をするかさっぱり分からないからです。それに中国株でなくても十分儲けることができたからです。リスクを勘案すれば良い選択肢だったと今でも思います。
さて、今回起きていることは、そのとき以上のことと考えます。国策として、貧富の差をなくしていく方向に、習近平主席は舵を切ったのです。そして、それを中国国民が歓迎しています。だから何が起きてもおかしくないのが今の状況です。
この後、まず起きるであろうことは、世界中の機関投資家の売り、特に米国の機関投資家は期末の節税の為、含み損の中国ADRを売ってくると考えられます。
言うまでもなく、「あのようなリスクのある国の株をなぜ持っているのか?」とファンドの受益者からの突き上げもありますので、その点でも売ってくるでしょう。
総悲観は買い、という言葉はありますが、さっぱりどうなるか分からない状況で保有を続けるのは精神的にも堪えます。あなたにそれができるでしょうか?
米国など他国の主要銘柄が上昇する中で、ひたすら地を這っているとしたら、私は保有し続けることはできません。今が中国ハイテク株の底である、というシナリオの可能性に賭けるには、自分なりにかなりの根拠と精神力が必要でしょう。そうでなければそれは負け確定のギャンブルに過ぎないのです。
すべてはあなた次第です。
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