ぺんたゴンチャです。
先週、8月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数(前月比)が発表されました。数字が高いほど景気が良いことを示すものですが、これが4カ月連続で低下しました。市場予想も下回ってしまいました。
これは、中国が鉄鋼製品の輸出を自粛する方針を発表した為です。中国は国内で必要な鉄鋼製品が不足しています。原料の高騰で生産できないのです。そこで輸出を自粛をすることで、生産を抑え、国内向けの製品の生産を確保しようとしているわけです。
このニュースの影響で、鉄鋼製品の生産が減るかもしれないとの連想から、必要な鉄鉱石も減るはず→先物価格の低下という流れとなりました。鉄鉱石だけでなく、銅など資源全般の相場が下げました。
当然ながら、資源銘柄も下げました。鉄鉱石のVALEや銅のフリーポートマクモラン(FCX)、日本株でいえば住友金属鉱山など。
これらを見て、あなたは「景気はピークか?!」とお思いかもしれません。私、ぺんたゴンチャは「アメリカ景気は年後半も強い」と考えています。
まず、今の経済の状況は、労働力の不足(働き手がいない)と資源高がもたらす、製品の供給不足が起きています。それによって製造業景気指数が下がり続けているわけです。これはだんだんと需要と供給がマッチしていくでしょう。
というのは、失業率が低下傾向にあるからです。新規失業保険申請は4週連続で低下していますし、失業保険の受給者数もコロナ禍の始まった2020年3月以来の低水準です。
資源価格が下がり、材料が調達できれば、製品の生産が回復します。供給サイドで発生している景気懸念は解消されますので、米景気は強気と見て良いでしょう。
また、実際に実店舗への客足も回復しており、この点もコロナの影響が徐々に薄れていっていることの証左と言えます。例えば、百貨店のメーシーズ(ティッカーM)は、5-7月期の決算は売上高+58.7%、純利益は黒字転換、EPSは予想を上回りました。株価は、決算発表後+20%となりました。
テーパリング(金融緩和の縮小)で株価は多少押す場面もあるとは思いますが、結果的には上昇すると考えています。為替については、金融緩和縮小に伴い、ドル高方向に向かうと見られています。
すべてはあなた次第です。

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先週、8月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数(前月比)が発表されました。数字が高いほど景気が良いことを示すものですが、これが4カ月連続で低下しました。市場予想も下回ってしまいました。
また、資源相場もかなり厳しい状況で、発表後の鉄鉱石の先物は1日で5%以上も低下しました。
これは、中国が鉄鋼製品の輸出を自粛する方針を発表した為です。中国は国内で必要な鉄鋼製品が不足しています。原料の高騰で生産できないのです。そこで輸出を自粛をすることで、生産を抑え、国内向けの製品の生産を確保しようとしているわけです。
このニュースの影響で、鉄鋼製品の生産が減るかもしれないとの連想から、必要な鉄鉱石も減るはず→先物価格の低下という流れとなりました。鉄鉱石だけでなく、銅など資源全般の相場が下げました。
当然ながら、資源銘柄も下げました。鉄鉱石のVALEや銅のフリーポートマクモラン(FCX)、日本株でいえば住友金属鉱山など。
これらを見て、あなたは「景気はピークか?!」とお思いかもしれません。私、ぺんたゴンチャは「アメリカ景気は年後半も強い」と考えています。
まず、今の経済の状況は、労働力の不足(働き手がいない)と資源高がもたらす、製品の供給不足が起きています。それによって製造業景気指数が下がり続けているわけです。これはだんだんと需要と供給がマッチしていくでしょう。
というのは、失業率が低下傾向にあるからです。新規失業保険申請は4週連続で低下していますし、失業保険の受給者数もコロナ禍の始まった2020年3月以来の低水準です。
今、まだ失業状態にあるのは、政府からのコロナ手当てが出ているからです。無理に働きたくないのです。しかし、これも9月には完全終了となりますから、働きに出ざるを得なくなるわけです。
加えて、デルタ株が蔓延しているといっても、ワクチンの接種は進んでいますし、この点もいずれ終息に向かうでしょう。つまり、労働者が市場に出てくるわけです。労働市場のミスマッチが解消されます。
もうひとつは、原料の高騰ですが、先ほど挙げた中国の動きもあり、資源高は終息していくと考えられます。こちら↓が鉄鉱石の先物チャートです。価格が低下傾向にあることがお分かりになると思います。
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資源価格が下がり、材料が調達できれば、製品の生産が回復します。供給サイドで発生している景気懸念は解消されますので、米景気は強気と見て良いでしょう。
また、実際に実店舗への客足も回復しており、この点もコロナの影響が徐々に薄れていっていることの証左と言えます。例えば、百貨店のメーシーズ(ティッカーM)は、5-7月期の決算は売上高+58.7%、純利益は黒字転換、EPSは予想を上回りました。株価は、決算発表後+20%となりました。
テーパリング(金融緩和の縮小)で株価は多少押す場面もあるとは思いますが、結果的には上昇すると考えています。為替については、金融緩和縮小に伴い、ドル高方向に向かうと見られています。
すべてはあなた次第です。
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