ぺんたゴンチャです。
そして、給料が結構高くなってしまっている為、会社から人件費削減のターゲットとされやすく、当然ながら、業務を回していく上で居なくても良いような人、つまりお荷物社員を選定しています。
いわゆるリストラです。日本では「クビ切り」と訳されることが多いのですが、本来の英語の意味は、「再構築」です。組織や業務を見直して、より収益力のある組織体系に編成し直すことです。当然ながら、余剰人員がそこで出てきますから、クビ切りをしたいということになります。
ところが、日本では会社がつぶれそうな特別な理由がない限り、パフォーマンスがイケていないから解雇することは違法とされます。
その内、心がおかしくなってきて、長期療養に入るか、自主退職か?と深刻に考え始めた頃に、退職金割増の退職募集が開始されます。もちろん、これに飛びつきます。ですが、その後、再就職は上手く行きません。
待っているのは、自己破産です。或いは、グンと年収を下げ、聞いたこともない零細企業になんとか再就職し、そこで若手社員に小馬鹿にされながら住宅ローンや子供の学費の為に涙を流しながらの重労働でしょうか。
実際に、ぺんたゴンチャが勤めていた大手コンピュータメーカーでも極めてエグいリストラを目の当たりにしました。
メーカーですから、全国に工場を持っています。景気の波や時代の変化で工場のラインが次々と縮小されていました。しかし、そこで働いていた正社員を簡単に解雇することはできません。どうなったかというと、彼らは、なんと畑違いのシステムエンジニア部門に異動となりました。
当時、システムインテグレーション事業は大変に景気が良く、より多くのSEやプログラマの成り手を必要としていました。しかし、おそらく会社としては、工員だった彼らが、SE業務になじむとは考えていなかったはずです。
方や、決められた手順通りに間違いなくきっちりと仕事をすることが求められます。何をやっていいのか分からない、などということは絶対にありません。残業もあるでしょうが、すべて計算された時間で終えることができます。
システムエンジニアは、マニュアルなどないですし、そのときそのときのお客さんの事業の状況や業務の仕方など、さまざまな事情を調査して、そこから解を考え出し、お客に提案し、不測の事態が頻繁に発生するプロジェクトを仕切って、システムリリースにこぎつけるお仕事です。
どう考えても、使っている頭の部分が違うわけです。若ければともかく、工員として10年、15年やってきた人たちが、後者の仕事をできると考える方がどうかしています。
つまり、こういうことです。経営陣や人事部は、わざと本人にマッチしない仕事を与えて、退職に追い込みたいのです。
実際に、ぺんたゴンチャの部署にいた工員出身者は次々と辞めてきました。
この方も、結局、辞めていきました。
これはかなり大きな教訓になると思います。会社の言いなりで、ぼんやり働いたり、クビにしづらいことをイイことにサボっていると、最後は自分に来るということです。
特に大企業でヤバイのは、大きなリストラが実施されてからの転職活動です。同じような属性の人が大量に転職市場に出てきますから、どうしたって不利です。
株式売買と同じです。良いものでも需給が悪いとどうしようもありません。
ぼんやりと仕事をしている人は注意したほうがイイです。
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40代後半から年長のサラリーマンはかなりヤバイ状況に置かれているとお考えください。これくらいの年齢になりますと、出世する人とそうでない人のセレクションはもう終わっています。
そして、給料が結構高くなってしまっている為、会社から人件費削減のターゲットとされやすく、当然ながら、業務を回していく上で居なくても良いような人、つまりお荷物社員を選定しています。
いわゆるリストラです。日本では「クビ切り」と訳されることが多いのですが、本来の英語の意味は、「再構築」です。組織や業務を見直して、より収益力のある組織体系に編成し直すことです。当然ながら、余剰人員がそこで出てきますから、クビ切りをしたいということになります。
ところが、日本では会社がつぶれそうな特別な理由がない限り、パフォーマンスがイケていないから解雇することは違法とされます。
このクソな慣習のおかげで、「おれたちはクビにならないもんね♪」と開き直ってロクな働きをしないオッサン社員が多数居座ることになったわけです。
とはいえ、会社の存続や株主からの圧力を考えると、いつまでもそんなお荷物ニートおじさんをのさばらせておくわけにはいきません。ではどうするか?と言いますと、全く畑違いの部門に飛ばしてしまうわけです。
予想がつくと思いますが、若くもないオッサンが全然、これまでの専門と違うところに来ても、仕事についていけません。
異動先の部員たちからの視線が段々痛くなってきます。場合によっては、無視されたり、いけずされたりするでしょう。
その内、心がおかしくなってきて、長期療養に入るか、自主退職か?と深刻に考え始めた頃に、退職金割増の退職募集が開始されます。もちろん、これに飛びつきます。ですが、その後、再就職は上手く行きません。
お荷物社員として、長年ぬるい環境に居座っていたのですから、どこもそんな人を採用しようとはしません。
待っているのは、自己破産です。或いは、グンと年収を下げ、聞いたこともない零細企業になんとか再就職し、そこで若手社員に小馬鹿にされながら住宅ローンや子供の学費の為に涙を流しながらの重労働でしょうか。
実際に、ぺんたゴンチャが勤めていた大手コンピュータメーカーでも極めてエグいリストラを目の当たりにしました。
メーカーですから、全国に工場を持っています。景気の波や時代の変化で工場のラインが次々と縮小されていました。しかし、そこで働いていた正社員を簡単に解雇することはできません。どうなったかというと、彼らは、なんと畑違いのシステムエンジニア部門に異動となりました。
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当時、システムインテグレーション事業は大変に景気が良く、より多くのSEやプログラマの成り手を必要としていました。しかし、おそらく会社としては、工員だった彼らが、SE業務になじむとは考えていなかったはずです。
工員とシステムエンジニアは、仕事の性格が180度違います。
方や、決められた手順通りに間違いなくきっちりと仕事をすることが求められます。何をやっていいのか分からない、などということは絶対にありません。残業もあるでしょうが、すべて計算された時間で終えることができます。
システムエンジニアは、マニュアルなどないですし、そのときそのときのお客さんの事業の状況や業務の仕方など、さまざまな事情を調査して、そこから解を考え出し、お客に提案し、不測の事態が頻繁に発生するプロジェクトを仕切って、システムリリースにこぎつけるお仕事です。
どう考えても、使っている頭の部分が違うわけです。若ければともかく、工員として10年、15年やってきた人たちが、後者の仕事をできると考える方がどうかしています。
つまり、こういうことです。経営陣や人事部は、わざと本人にマッチしない仕事を与えて、退職に追い込みたいのです。
実際に、ぺんたゴンチャの部署にいた工員出身者は次々と辞めてきました。
まだまだ若かった私に、元工員の方はよく言いました。「ええなぁ、ぺんたゴンチャくんは。若いし、ええ学校出てるし、何でもできるやん?俺なんか、高卒やし、今更システム開発やなんや言われても分からへん…。」
この方も、結局、辞めていきました。
これはかなり大きな教訓になると思います。会社の言いなりで、ぼんやり働いたり、クビにしづらいことをイイことにサボっていると、最後は自分に来るということです。
今やっている仕事が、市場ではどんなものに役立つのか?ということを常に意識して仕事をして、先手先手を打って動いて行けば、こうした悲劇を回避することができます。
特に大企業でヤバイのは、大きなリストラが実施されてからの転職活動です。同じような属性の人が大量に転職市場に出てきますから、どうしたって不利です。
株式売買と同じです。良いものでも需給が悪いとどうしようもありません。
ぼんやりと仕事をしている人は注意したほうがイイです。
すべてはあなた次第です。
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