ぺんたゴンチャです。

政府はまたしてもこっそりとサラリーマンに増税をかけます。なんともう次の年明け2020年1月から、所得税が増税となります。

恐ろしいのが、全体的に所得税を増税するわけでなく、ある一定以上の年収を稼ぐサラリーマンを狙い撃ちして税率をアップします。

その年収とは、850万円を超えるかどうかが基準となります。

あなたはどうお感じになったでしょうか？「850万円もの年収があるのなら、もっと払えや！」でしょうか？或いは、「がんばって仕事をしても、結局税金で持っていかれる。働いたら負けだな。。。」でしょうか。

言うまでもなく、年収850万円は、そこそこ良い年収ではあります。しかし、富裕層には程遠いわけですけれど、がんばってなんとか少しでも収入を増やそうとして藻掻いているサラリーマンの中の上レベルの収入に過ぎません。

それをわざわざ狙い撃ちに来ているのですから、政府は、国民のやる気をなくそうとしているとしか思えません。

具体的に何万円の増税になるのか、気になるところだと思います。
計算しましたので、次の表をご覧ください。

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850万円ぴったりなら、増税なしです。これを超えると、例えば、年収875万円ですと年間＋6000円ほどの所得税アップとなります。1000万円では、なんと年間3万7000円も増税となります。

確かに、1000万円プレーヤーは高給取りですが、それでも、黙って財布から4万円近いお金を抜き去られたらどうでしょう？

或いは、普通に街を歩いていたら、4万円を恐喝されて奪われたら、あなたはどんな気分になるでしょうか？

とっても腹が立つと思います。

あれだけ消費税はみんな文句を言ったのに、サラリーマンの所得税については大騒ぎしている雰囲気は全くありません。

それは、サラリーマンは会社が税金を天引きしていますから、納税している感覚があまりない為です。どのような計算式で税金として持っていかれているのか、ほとんど気にしません。しかし、これが現実です。せっかくがんばって給料を上げても、政府はジャイアンの如く、あなたのポケットからお金を奪い取るのです。

年収850万円や900万円といったレベルは、せめて庶民が見るささやかな夢であり、現実的な目標なのです。それを狙い撃ちするわけですから、この国の偉い奴らは何を考えているのか？国を崩壊させようとしているとしか考えられません。

実際、4万円近いお金を、節約によって生み出そうとすると、それなりに大変です。

月々3000円ほどですから、飲み会を一回パスするか、自販機で飲み物を買わないようにして水筒を持参するかすれば、達成できますが、逆に言えば、職場に毎日水筒を持参してコーヒーを我慢して、やっと節約できた金額を、さらっとお国が召し上げていきます。

本当にやるせない気分になります。

携帯電話のプランの見直しや、使っていないサブスクリプション契約を解約したりして、月に3000円浮かせたりして、みんな節約しているのに、いとも簡単に増税していくのですから・・・。

あなたや私のようなサラリーマン投資家のせめてもの抵抗は、米国株を着々と買い付け、その株式配当を受け取ることです。

むろん、配当にも税金はかかってきますが、一律20%の為、儲ければ儲けるほど、実入りが増えます。
しかも、米国株の配当は、年々増配していますから、この点も非常に有利です。

株式投資をしていない人は、ただ黙って奪われるだけの存在です。国家からすれば、たいへん都合の良い人々ということです。

すべてはあなた次第です。