ぺんたゴンチャです。

マイクロソフトの躍進が止まりません。あなたはTeamsというビジネスチャットアプリをご存じでしょうか?Skypeのようなもの、と言えば分かりやすかもしれません。
ライバルは、Slack(スラック)や日本でいえばChatWork(チャットワーク)です。

マイクロソフトはビジネスでやり取りする為のツールとしてTeamsというアプリケーションソフトを展開していますが、デイリーアクティブユーザー(1日あたりの利用ユーザー)が2000万人を突破しました。

このニュースが流れた後、ライバル社のSlackの株価は-8%の大暴落となりました。

Slackはビジネスコミュニケーションツールの分野では、先行していて、デイリーユーザーも1300万人を抱えていますが、後からやってきたMS社があっという間に抜き去ってしまいました。

言うまでもなく、Slackは成長が期待されるベンチャー企業であり、それだけに、これまでの株価は投資家からの期待によってついたものです。ですから、期待がしぼむとあっという間に株価は暴落しまくるわけです。

そもそも、Slackは赤字続きであり、投資家は「いつかは黒字になる。その時は爆益だ!」ということを期待しているわけであり、そんな中、マイクロソフトにユーザー数が抜き去られてしまったというのは、投資家の期待を萎えさせるに十分な事実です。

次のグラフをご覧ください。

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↑Slackの業績はいまだ赤字です。

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このグラフを見ると売上は年々拡大していますが、ずっと赤字なのがお分かりになると思います。
これに対して、マイクロソフトはTeams単体での儲けはありません。Office365との抱き合わせだからです。

めちゃくちゃ強いです。企業はいま、Office365をどんどん導入していっています。単体のWordやExcelを使っている企業は減りつつあり、サブスクリプションに移行しており、ここにビジネスチャットのTeamsをバンドルしているのです。タダならそりゃ使います。

Outlookやクラウドストレージと組み合わせて、こんな風に業務を効率化できますよ、とMSの営業は売り込むわけです。

もちろん、ソフト単体で見ればSlackが優れている点は多いのでしょうが、私たちが働く職場は、MS製品に支配されており、営業の接点も多いわけで、もはやSlackに勝ち目があるとは思えません

仮に、Slackがまだまだ頑張るとしても、顧客はすでにTeamsを入れてしまっていたら、わざわざSlackにリプレースするのは面倒ですから、やはり勝負あった感が強いです。

マイクロソフトは、株価も着実に上昇していますし、配当もここ3年だと平均9%の増配をしています。やはり神銘柄です。長期保有するなら、圧倒的なブランドと実績を誇る会社のほうが、急成長ベンチャー株を買うよりずっと安心です。

赤字の会社の株を買うのは、ギャンブルに近いです。

すべてはあなた次第です。


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