ぺんたゴンチャです。
みずほ銀行にお勤めのエリート様たちの企業年金が減額されることになりました。同時に管理職の自動昇給も廃止となりました。
といっても、それでも十分その辺の企業よりもずっと恵まれていることには変わりはありません。
しかし、面白いのは、「48歳~53歳の人が2020年度中に退職すれば、年金の減額はない」そうです。
年金の減額を受け入れて働き続けるか、それを面白くないと思い辞めるか、どちらを選ぶのでしょうか。
おそらく辞める人は多くはないと思いますが、出世の目がなくなっている人たちは、よそに新天地を求めるでしょう。
転職で重要なのは時期です。やはり、転職希望者が多く溢れている時期とそうではない時期がありますが、今回のみずほFGの施策によって、微妙にプライドの高い銀行のオジサンたちが転職市場に溢れてくるのでしょうね。
ただでさえ、40代後半は転職が厳しいのに、大量に転職希望者が増えたら、絶望的なくらい転職は難しくなります。銀行に居たからと言って、経理部の業務が務まるわけでもありませんし、経営コンサルティングができるわけでもありません。
若ければどうにでもなりますが、もう50歳間近となると、銀行以外ではなかなか転職先がないのではないかと老婆心ながらご心配申し上げます。
若ければどうにでもなりますが、もう50歳間近となると、銀行以外ではなかなか転職先がないのではないかと老婆心ながらご心配申し上げます。
そんなみずほ銀行ですが、年収はどれくらいなのでしょうか?
ざっくり言って、30歳前半で1000万円に乗る人が出てきます。そこから40歳くらいで課長になり1200万円ほど。全労働者の中では相当に良い水準と言えます。自動昇給が廃止といっても、管理職の話であり、普通に働いていれば、年収1000万円は難しくないでしょう。
とはいえ、申し上げた通り、銀行員の転職は意外とつぶしが利きませんし、ある意味、会社に生殺与奪の権を握られているも同然です。
給料は高くても、日本の独特な銀行業界でしか通用しないスキルしか身に着けていない為、絵に描いたような社畜生活を送ることになります。
確かに、一部の人々、例えば、リスク管理や市場部門など、専門性が高くて転職が盛んな業務に就いている人たちだけは、転職市場を泳ぐことができますが、そうした人々はごく一部で、配属による運任せで、たまたま美味しい役にいるだけです。
給料は高くても、日本の独特な銀行業界でしか通用しないスキルしか身に着けていない為、絵に描いたような社畜生活を送ることになります。
確かに、一部の人々、例えば、リスク管理や市場部門など、専門性が高くて転職が盛んな業務に就いている人たちだけは、転職市場を泳ぐことができますが、そうした人々はごく一部で、配属による運任せで、たまたま美味しい役にいるだけです。
銀行は業務時間も果てしなく長い割に、ほとんど付加価値を生み出しておらず、投資家から見てもまったく魅力的とは思えません。
今からこうした職場を目指す人はマゾとしか言いようがありませんし、銀行株を買い煽っているひとも何か裏があってそんなことを言っているとしか思えません。
銀行株のPBRは1.0を切っており、「割安」と言われたりしますが、賢明な投資たるあなたはそんなことを信じてはいけません。価値を生み出さない企業に、「割安」などという評価はありません。将来性がないから、売り込まれているだけです。
次のチャートをご覧ください。みずほフィナンシャルグループの長期の株価です。
↑ひどい体たらくです。これでリバウンドを狙っていくのでしょうか?ないですね。
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銀行は、担保を取って、カネを貸すことしかできません。要するにただの質屋です。思えば、今の銀行という業態は、明治時代に勃興したもので、鉄道事業や鉱工業の発展に多大なる貢献を果たしてきました。
要するに、当時は銀行業というものが最先端だったわけです。
しかし、そこから150年ほど経ち、その存在は古くてすっかり要らないものになりつつあるのではないでしょうか。今は、証券取引もネットが駆使され、仮想通貨が勃興し、資金もネット上の評価次第でネットで集めることができます。
そういう時代の変化が、銀行を不要のものとしているのではないか、そう思えてならないのです。
短期的な波乗りでみずほフィナンシャルグループのような銀行株を買うのはアリかもしれませんが、長期投資でこんなところを買うのはナシです。
スキルがなく、年金減額も渋々受け入れるしかないような、そして仕方がなく会社に居座っているオジサンたちが大量に生息している会社に、あなたは大切なお金を投じますか?
すべてはあなた次第です。
ぺんたゴンチャから親愛なるあなたへ。
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