ぺんたゴンチャです。
あなたは理不尽な部署移動を経験したことがあるでしょうか?あるとしたら、なぜ理不尽と感じたのでしょうか?ある程度の規模がある会社で、且つ、歴史のある、言い換えると古い社風を持つ会社だと、定期的な部署移動があります。
前者の異動は、比較的、若手や中堅クラスに多く見られます。しかし、若手や中堅での異動だからといって、必ずしも育てる為の異動ではないことも多いです。多くの場合、本人は知りません。
もちろん、幹部クラスなら話は別です。課長から部長に昇進するときは、少し違う部門の長になることも割と多いですし、今までとやや違う部門でのマネジメントに成功すると、「あいつは本物だ」と周囲も納得し、いよいよ役員のイスが見えてくるわけです。
さて、ミドルエイジ以降の人事異動ですが、露骨に本人には「もうお前は要らない」などと言われることはありません。
答えは簡単です。もっともお荷物だと日頃から思っている部員を異動候補にするのです。本人には、前向きな説明をしながら。
増員された部門からしたら、たまったものではありません。頭数を増やしても、現代のお仕事の多くは工場ではないのですから、ほとんど部の業績に貢献しないからです。
ぺんたゴンチャが知っている職場の事例をお話しましょう。
私が居る部署は、営業部門の中にあってITを活用したビジネスを考え出すところです。最近この手の部署は多いです。シャドーITとかビジネスITとか呼ばれたりします。要はユーザー主導でのIT開発です。
営業部門の一部署なのに、ITのお仕事をやるわけで、少し異端の存在だったりします。
こうした部署は最近の流行りですから、経営戦略上も多く人を配置するように会社は動きました。ここからが悲劇です。2つの点で、まったくイケていない人材が送り込まれてきました。それも大量に。
イケてないポイントその1として、上述したように、元々いた部署では使えない人が回されてきました。驚くべき使えなさっぷりでした。使えない上に、本人もまったくやる気がありませんでした。それはそうでしょう。
もう40代後半を回って、幹部級でもなく、がんばったところで昇進の限界も見えているわけですから。
ITを使ったビジネス開発という、極めてクリエイティブかつ、問題解決能力を要する任務をしなければならないのに、その対極であるルート営業などのルーティーンワークを何十年と続けてきた人が、今更、そんなことができるわけがなかったのです。はっきり言って、米国企業でそんなことをやっている会社はないでしょう。それに適した人材をよそから引っ張ってくるだけです。
かくして、使えない、働かないおじさんの出来上がりというわけです。
それでいて、年収は800万円以上はゆうにあるのですから、若手から見たらイヤみの一つでもネチネチ言われても仕方がないでしょう。
もっとも、そうしたポンコツ人材たちは自分でポンコツだと自覚しているのかもしれませんが、かと言って転職できるわけがないことは自覚しています。だから、できるだけ周りからの評判などは感じないようにして、ただただ毎日会社に来ています。
あなたはどうお感じになったでしょうか?
お金を稼ぐ為とはいえ、そんな惨めな思いをするのはまっぴらごめんでしょうか?
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あなたは理不尽な部署移動を経験したことがあるでしょうか?あるとしたら、なぜ理不尽と感じたのでしょうか?ある程度の規模がある会社で、且つ、歴史のある、言い換えると古い社風を持つ会社だと、定期的な部署移動があります。
この部署移動には、2パターンあります。1つは、会社の幹部、ジェネラリストを育てる為に、色々な部門を経験させようという意図が働いている人事異動です。もう一つは、要らないのでどこかに引き取ってもらう為の異動です。
前者の異動は、比較的、若手や中堅クラスに多く見られます。しかし、若手や中堅での異動だからといって、必ずしも育てる為の異動ではないことも多いです。多くの場合、本人は知りません。
特に中堅クラス(35歳以上)の異動の場合、戦略的な人事異動ではない可能性がかなり高いです。そして、悲しいことに40代後半、50代での異動は、ポンコツの押し付け合いであることがほとんどです。
もちろん、幹部クラスなら話は別です。課長から部長に昇進するときは、少し違う部門の長になることも割と多いですし、今までとやや違う部門でのマネジメントに成功すると、「あいつは本物だ」と周囲も納得し、いよいよ役員のイスが見えてくるわけです。
さて、ミドルエイジ以降の人事異動ですが、露骨に本人には「もうお前は要らない」などと言われることはありません。
大抵、勢いのある部署に兵隊を回す為に、組織戦略を立てる経営企画あたりからどこどこの部になん人を異動させよ、という命令が出てくるわけです。
これに対して、「いえ、うちは一兵たりとも出しません」などと言える部長はあまり居ないですから、上の命令に従うしかありません。だけれども、貴重な戦力を割くのは、自分の帝国の崩壊につながりません。ではどうするのでしょうか?
答えは簡単です。もっともお荷物だと日頃から思っている部員を異動候補にするのです。本人には、前向きな説明をしながら。
増員された部門からしたら、たまったものではありません。頭数を増やしても、現代のお仕事の多くは工場ではないのですから、ほとんど部の業績に貢献しないからです。
ぺんたゴンチャが知っている職場の事例をお話しましょう。
私が居る部署は、営業部門の中にあってITを活用したビジネスを考え出すところです。最近この手の部署は多いです。シャドーITとかビジネスITとか呼ばれたりします。要はユーザー主導でのIT開発です。
営業部門の一部署なのに、ITのお仕事をやるわけで、少し異端の存在だったりします。
こうした部署は最近の流行りですから、経営戦略上も多く人を配置するように会社は動きました。ここからが悲劇です。2つの点で、まったくイケていない人材が送り込まれてきました。それも大量に。
イケてないポイントその1として、上述したように、元々いた部署では使えない人が回されてきました。驚くべき使えなさっぷりでした。使えない上に、本人もまったくやる気がありませんでした。それはそうでしょう。
もう40代後半を回って、幹部級でもなく、がんばったところで昇進の限界も見えているわけですから。
イケてないポイントその2は、そもそもITの仕事をまったくやったことがない人たちでした。のみならず、ルーチンワーク系の仕事しかやってこなかったような人たちでした。
ITを使ったビジネス開発という、極めてクリエイティブかつ、問題解決能力を要する任務をしなければならないのに、その対極であるルート営業などのルーティーンワークを何十年と続けてきた人が、今更、そんなことができるわけがなかったのです。はっきり言って、米国企業でそんなことをやっている会社はないでしょう。それに適した人材をよそから引っ張ってくるだけです。
かくして、使えない、働かないおじさんの出来上がりというわけです。
それでいて、年収は800万円以上はゆうにあるのですから、若手から見たらイヤみの一つでもネチネチ言われても仕方がないでしょう。
↑あなたもターゲットにされてるかもよ・・・。
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もっとも、そうしたポンコツ人材たちは自分でポンコツだと自覚しているのかもしれませんが、かと言って転職できるわけがないことは自覚しています。だから、できるだけ周りからの評判などは感じないようにして、ただただ毎日会社に来ています。
あなたはどうお感じになったでしょうか?
お金を稼ぐ為とはいえ、そんな惨めな思いをするのはまっぴらごめんでしょうか?
ところで、ぺんたゴンチャは投資家としての立場から見ると、こうした人々が惨めさに耐えながらも逃げ切りを図っている、この日本企業特有の仕組みが日本経済を破壊しているのだと考えています。ゆえに、日本の会社には期待しないし、投資もしません。
ここ30年間、日本経済は諸外国から完全に置いてけぼりを喰らっています。「政府がー、国がー」と多くの人は言いますけれど、経済活動のメインは企業です。
その企業がこんな経営をいまだに続けているわけですから、そういう企業も働かないおじさんもみんなやり直して貰った方が良いと思っています。私たち投資家ができることは、そんなところには1円も入れないことです。
すべてはあなた次第です。
ぺんたゴンチャから親愛なるあなたへ。
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