ぺんたゴンチャです。

日本はとても平等な社会制度を持った国です。そうじゃないよ!という人はいるかもしれませんが、世界中であり得ないほど不平等で理不尽な社会制度を持つ国は、非常に多いです。

例えば、意志があるのに、小学校すらまともに出られない国。

例えば、大企業に就職できなければ、一生、貧乏階層で固定されることが決まってしまう国。

例えば、暴力を自在に操るものだけが、おいしい思いをする国。

例えば、被差別民族に生まれたというだけで、人権がなく、気まぐれで殺されてしまう国。

信じられないようなおぞましい世界が広がっています。それに比べれば、日本はとても幸福で平等で安全な国です。けれども、そんな日本でも貧乏人と富裕層という歴然とした格差が存在します。

なぜでしょうか?社会が悪いのでしょうか?

原因は、本人の能力の差が、決定的に経済格差につながるのです。単に、お勉強ができる子が良い大学に入って、待遇の良い会社に勤めることが多いので、その収入差が原因の一つではあります。

しかし、それ以上に大きな原因は、『お金の使い方の差』であることは明らかです。

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仮に、20万円の手取りを貰える仕事に就いているAさんとBさんがいるとします。Aさんは、必ず4万円を貯金できるようやり繰りをしています。でも、Bさんは入ったら入った分だけ全部使ってしまい、いつも給料日直前にはすっからかんです。

言うまでもなく、Aさんは貯金が溜まり、しかも複利で運用していくことによってどんどん資産が拡大していきます。

あなたは、Aさんでしょうか?Bさんでしょうか?

Bさんのような生活を送っている人は結構多いです。元々、まったく貯める気がない人かもしれませんし、貯めたいと思っていても意志が弱くてどうしても使ってしまう人かもしれません。これは、「将来の為に我慢する」能力がかなり影響しています。

この能力が低い人は別に珍しくもなく、普通にその辺に居ます。ある意味、個性です。何かが秀でていれば、何かが欠けているというのは、とても人間味のあることです。

とはいえ、資本主義社会では「我慢する能力」が低いと、資産形成という面ではやや不利に働くのでしょう。少なくとも、貰った給料を毎月すべて使い切っていては、資産を作ることはできませんし、資産がなければ、ちょっとした行き違いで文字通り露頭に迷う可能性もあります。

家賃が払えなくなれば、路上生活をするか、日銭を稼いでインターネットカフェで夜露をしのぐほかありません。会社が倒産したり、クビになったり、勢いで辞めたりすれば、蓄えがないのですから、すぐに危機的な状況に陥ります。

しかし、私たちは、親や学校からきちんとお金の教育を受けたこともありませんから、我慢する能力が低いひとがお金の扱いにより警戒しなければならないことすら分からないのです。

Bさんが貧乏にならずに済む方法はあるのでしょうか?あります。

Bさんは、マネーリテラシーの高い配偶者を得ることができれば救われます。シンプルに言えば、奥さんにしっかり財布を握ってもらうわけです。日本伝統のお小遣い制でやっていくのが良いです。

だけれども、おそろしいことに、結婚は同じような価値観を持つもの同士がするわけで、フィナンシャルリテラシーが低い人の伴侶は同じようにフィナンシャルリテラシーの低い人だったりします。

お金の使い方は、価値観そのものを表しているから、これも自然なことです。

こうして、我慢する能力があり金融知力の高い種族はどんどん富裕層になっていく一方、我慢する能力が低い人々は老人になっても蓄えがなく、「年金2000万円問題」をことさら騒ぎ立て、自分が貧しいのを社会のせいにしてしまうのです。

しかし、こうしたことを普通に言ってしまうと世の中の大部分を占めるマス層から叩かれまくる為、テレビも新聞もリテラシーの低い人々に迎合するわけです。

すべてはあなた次第です。

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