ぺんたゴンチャです。
アマゾン(AMZN)は市場の期待を裏切る決算となり、現在、時間外で7%前後の大幅下落となっています。これを見て、ディフェンシブ銘柄メインの投資家は「アマゾンに投資するだけでお金持ちになれると思ってるからだ、ばーか」と揶揄するかもしれません。
ですが、それはあまりに短絡的な認識です。
確かにアマゾンは人気の銘柄で、それゆえ高値で取引され、含み損ポジションを泣きながら抱えている投資家も多いと思います。もう損切りしたい気分に駆られているかもしれませんが、少しお待ちください。
そもそもなぜ株価が急落しているのか?と言いますと、市場の期待値が高過ぎた為です。企業の成長というものは、一直線に伸びていくわけではなく、ゆらゆらと紆余曲折しながらビジネスが軌道に乗っていくものなのですから、たった四半期や1年、高過ぎる投資家からの期待に応えられないからと言って、その企業の本質がダメになったわけではないのです。
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本質というのは、「これからも成長し続けることが可能か?キャッシュフローを成長させていくことが可能か?」ということです。それを実現する為に当然、会社の経営方針がありますから、その方針をきちんと達成していれば良いわけです。
この観点で見れば、アマゾンは会社自身が立てた目標をきちんと達成しており、何も心配は要りません。
2019年3Qの会社ガイダンスは、売上66bnドル~70bnドル(bnは10億)に対して、結果は70bnドルでした。会社目標の上限達成で、上出来と言えます。
また、会社目標の利益は、2.1bnドル~3.1bnドルに対して、結果は、2.1bnドルでした。ギリギリ、会社目標を達成しています。
また、会社目標の利益は、2.1bnドル~3.1bnドルに対して、結果は、2.1bnドルでした。ギリギリ、会社目標を達成しています。
しかし、こう思われるかもしれません。「2四半期連続で市場予想を裏切っている!売りではないのか?」と。
繰り返しますが、アマゾンはずっと会社目標を達成し続けているわけで、間違いなく成長しています。2019年2Qも同様に、市場予想は下回ったものの、会社ガイダンスの上限を達成していました。
そうすると、次に問題になるのは、今は高過ぎる株価だから一旦売却したほうが良いのでは?ということです。これについても、ぺんたゴンチャとしては、「保有し続ける」方針です。
タイミングよく売ったり買ったりして儲けることなどできないのですから、ファンダメンタルズが良好な優良企業を売ってしまうのは単なるギャンブルになる可能性があるからです。
タイミングよく売ったり買ったりして儲けることなどできないのですから、ファンダメンタルズが良好な優良企業を売ってしまうのは単なるギャンブルになる可能性があるからです。
ちなみに、2019年2Qの売上は、前年同期比+20%成長でした。今回の3Qの売り上げは、前年同期比+24%と、20%を超える成長を維持しています。
単純計算ですが、毎年20%成長する会社は、その規模は、4年で倍になります。8年で4倍になります。
そうすると、現在のPER75倍というものも、実は全然高くないと言えるのです。
さらに言えば、EPS(一株当たりの利益)が悪化しているように見えますが、アマゾンではあまりEPSはアテになりません。当然PERもアテになりません。
何故かと言えば、アマゾンは稼いだお金の大部分を新たなビジネス開発への投資に突っ込みまくるからです。つまり、どこかで成熟して落ち着けば、投資に回す部分が減るわけで、莫大な売上は利益として積みあがることでしょう。
だから現在のEPSやPERはあまり問題にしても仕方がないのです。
問題は、きっちりとキャッシュフローが増加しているか?です。この点は、大丈夫です。2019年3Qのキャッシュフローは、前年同期比で+33%と成長しています。
やはり、入ってくるお金は着実に増えているのです。
もう一つ、現在の株価はこのように三角もち合いの形になっています。アマゾンの売上が拡大していることには変わりないことから、こうしたもち合い相場はいずれ上に大きく抜けるときが来ると予想できます。
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