ぺんたゴンチャです。
長期投資で儲けようとするならば、アップダウンの激しい銘柄や超人気の成長銘柄だけですと、なかなか難しいかもしれません。というのも、人間というものは、株価が急落したらそこから1秒でも早く抜けたいという思いを持ちますから、長い目で見て儲かるはずの銘柄でも、底値で損切りしてしまうものです。
下げているときは、どこまで下がり続けるのか不安で不安で仕方がないでしょう。
このとき、投資先の業種が偏っていると、ポートフォリオ価値の溶け方も一方的になりますから、不安感はひとしおです。
しかも、配当を出さない銘柄なら、心の慰めになるものもないことから、保有し続けるのはかなりの精神力が必要となります。
地球上の時価総額は資本主義が誕生して以来、ずっと拡大膨張し続けてきたわけですから、持ち続けていれば、全体としては儲かるはずです。
しかし、投資先に偏りがあったり、株を持つ拠り所がないと、保有し続けることは不可能です。感情がそうさせます。
解決方法としては、ほどよくディフェンシブ銘柄をポートフォリオに混ぜることです。生活必需品を生産している会社や、消費者向けのビジネスをしている会社が適切です。
具体的には、P&Gやジョンソンエンドジョンソン、ウォルトディズニー、マクドナルド、ナイキ、コカコーラ、スターバックスなどが挙げられます。こうした銘柄は、配当をきちんと出しますし、景気悪化の影響も比較的小さいです。
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具体的には、P&Gやジョンソンエンドジョンソン、ウォルトディズニー、マクドナルド、ナイキ、コカコーラ、スターバックスなどが挙げられます。こうした銘柄は、配当をきちんと出しますし、景気悪化の影響も比較的小さいです。
しかも、地球規模で唯一無二の圧倒的なブランドを築き上げている為、ライバルの登場も問題になりません。圧倒的なブランド銘柄に投資している、且つ、配当も出してくれている、という2点は株価が下がりまくっているときに、保有継続を勇気づけてくれる大きな要素です。
長期投資で儲けられない大きな理由は、恐れです。
1000万円分の株式を買って、それが700万円になったら、失われた300万円分の価値に耐えられないかもしれません。これに耐えるには、圧倒的なブランド銘柄に投資しているのだという安心感が重要です。何十年と配当を出し続けてきたエクセレントカンパニーは、信じるに足る会社です。
とはいえ、GEのようにひたすら株価が下がり続けて、たったの数ドルにまで落ちてしまったら元も子もありませんが、これは分散投資をしておけば問題ではありません。
あとは、グロース銘柄とディフェンシブ銘柄の割合をどれくらいにするかはお好みでというところです。ぺんたゴンチャは、ピカピカのグロース株はあまり投資しません。人気があり過ぎて高値掴みで損をする可能性があるからです。
「アップルとかアマゾンとかマイクロソフトに投資しているじゃないか!嘘つき!」とお思いでしょうか?
これらは、グロースとディフェンシブの両面を持った銘柄たちです。もうそれなしには生活が成り立たないものであり、21世紀における、必需品銘柄と言っても良いです。
かつて、鉄道株が成長銘柄だったときがありました。鉄道輸送がどんどん発展していく時代だったからです。鉄を産み出す会社が成長だったこともありました。いずれも、「鉄道王」「鉄鋼王」と呼ばれる大富豪が出現した時代です。
そのうち、モータリゼーションが進み、自動車の時代が到来しました。当時はトヨタや本田は成長株だったわけです。
FANGと一口に言っても、今や生活必需品になり、配当も出しているわけで、こうした銘柄を単なるグロースに位置付けるのは誤りです。かつての鉄道株や鉄鋼株、自動車株のような存在が、現在のハイテク株という捉え方をしましょう。いずれ、現在のハイテク株は現在の鉄道株のような存在になっていくからです。
まとめると、ディフェンシブの性格を持ったグロース銘柄と昔ながらのディフェンシブ銘柄を組み合わせることで、ポートフォリオの価値の増減はかなり抑えられます。
激しく変動しなければ、ゆったりと長く株を持ち続けることができ、結局、長い目で見て儲けが出るわけです。
すべてはあなた次第です。
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