ぺんたゴンチャです。
近所で、狭い土地に3階建ての新築住宅の建売をしているのを見かけました。
財閥系の大手デベロッパーの戸建てです。
なかなか凝った外観で、内装設備も同じくオシャレでした。
値段は、74平米の土地に3階建てで、6700万円。近隣でいわゆるパワービルダーが建てた物件なら、5000万円台ですから、明らかに高いのですが、外観や内装の品質や凝り具合を見れば、実際に高いだけの価値はあるかもしれません。
こうした新築の有名メーカーの建売を買うのは、そこそこ良い会社にお勤めのサラリーマンです。
年収が良いですから、ちょっと背伸びして見栄を張ってオシャレな新築を買ってしまいます。
残念ながらこれが命取りになるかもしれません。
ぺんたゴンチャ的には、こうした買い物はなしです。あり得ません。
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というのは、狭い土地にお金をかけた上物(うわもの)を建てるのは、資産形成上、非常に損だからです。
上物(うわもの)は、築年数が立てば、いずれ価値はゼロになります。大体20年でゼロ評価だと思って間違いありません。
その時、価値が残るのは、地面です。土地です。土地はその時々の相場次第です。
例えば、74平米の土地が、3500万円だったとしましょう。6700万円の新築戸建ての建物分は、そこから土地の価値を引いた部分です。
すなわち、全体6700万円-土地3500万円=3200万円です。20年経つと、建物の価値である3200万円がゼロになります。
つまり、3200万円の損失を出すことになります。
もっとわかりやすく申し上げますと、6700万円の株式を買ったら、気づけば3200万円になっていた!ということです。
土地が狭い分、年数が経った後に残る部分が少ないわけです。
しかも、3階建てのほうが、建築コストも上がりますし、有名ハウスメーカーのように外観や内装に凝れば凝るだけ、これも建築コストに跳ね返ります。
そうして建築コストをかけたとしても、20年後は、建物価値はゼロになるわけで、それが分かっているなら、そこにお金をかけるのは無駄の極みと言えます。
ですが、見栄っ張りなエリートサラリーマンは、見栄を優先しますし、その奥さんも同じように見栄を優先する為、必ず損失となる取引を喜んで引き受けてしまうのです。
仮に、100平米の土地で建物込み6700万円なら、先ほどの例よりは、価値が残ります。土地の部分が大きいからです。
もっと資産形成に有利な住宅の買い方は、中古の戸建てです。最初から建物価値ゼロで買うわけです。
ゼロなのですから、それ以上、下がりようがありません。
先ほどの例なら、土地部分の3500万円だけの金額で建物もついている、と理解するとよろしいかと存じます。
もちろん、建物が古くなっている分、あちこちを修繕しなくてはなりませんが、それは新築で買おうが時間の問題ですし、その修繕が何千万円もかかるわけがありません。
見栄よりも資産運用を第一に考えたほうが、長い目で見ると楽しく過ごせるでしょう。
すべてはあなた次第です。
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