ぺんたゴンチャです。

私のポートフォリオのメイン銘柄の一つ、3M社(ティッカーMMM)が大幅下落中で、いまだ下げ止まる気配なしです。
火曜日の相場では、-3.6%の下落ということで、「またかよ」という気分になっていてもおかしくありません。人によっては、クソ株認定して損切り売却してしまおうと考えておられるかもしれません。

しかし、それは間違いです。せっかく高配当銘柄の優良企業に投資したのですから、ここで撤退してはただ損して終わりです。それでも良いのですか?

3M社は言うまでもなく、高配当連続増配銘柄の代表格として、多くの皆さんもポートフォリオに組み入れているのではないかと思います。

なぜ私ぺんたゴンチャが、3M社の株価が下がっても、投資を続けるのか?というと、超優良な高配当銘柄だからです。

「株価が低迷しているだろ。キングオブクソ株だよ!」という人もいるかもしれません。

株価が低迷=クソ株ではありません。そもそも、ここのところの下落は景気後退入りを意識してのことです。実際に、資本財の受注高というものは減少していますし、

火曜日の大きな下げは、ISM製造業景況指数(PMIと略されます)の悪化を見た投資家達が「うぁ、製造業ダメじゃん?やばい!」と言うことで売られたわけであり、3M社だけが下げたわけではないのです。

例えば、資本財銘柄の代表格であるキャタピラー(ティッカーCAT)も同様に3.1%の下落となりました。

景気循環銘柄は、ことほど左様に景気の最終局面では売られやすくなります。

しかし、米国株の景気循環銘柄は、長い目で見ると、こうして売られているときに買えば、結局儲かります。それは歴史が証明しています。

ISM製造業景況指数と3M社の株価の関係を見てみましょう。次のグラフをご覧ください。

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↑1990年と2000年のリセッションの間。景気は循環しているのだ。

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赤い線がPMIが50のラインです。黄色い網掛けが、PMIが50を下回るところです。このときに株価が下げているのが分かります。

これを見ると、たびたび、製造業景況指数(PMI)は下げています。景気循環そのものと言ってよいでしょう。そして、PMIが下げていれば、株価も下げていますが、やがてPMIも株価も上昇していることがお分かりになると思います。

株価の上昇は、PMIが下げる前よりも、もっと上昇していることも分かります。

なぜなら、景気循環銘柄といえど、アメリカの会社は地球規模の資本主義経済の拡大の恩恵を受けますので、成熟していても、利益成長していくから、やはり結局儲かるのです。

日本株との違いはまさにここにあります。日本株では、地球規模の経済拡大の恩恵を受けにくいことから、単に少し下げたところで買っても、なかなか買値を上回るのは難しいです。日本株の場合は、本当に赤字スレスレのところまでいって景気がどん底なのをみんなが意識した頃に買わないと儲かりません。

そういうわけで、アメリカ株の資本財株の投資戦略は、景気後退に向かい株が下落するにつれ、どんどん買い下がるのが大正解です。

しかも、その間でも配当をどんどん増やしてくれるわけで、株価下落の心の傷を癒してくれます。

もしあなたが3Mで儲けて不労所得を得たいのなら、それは正解です。しかし、3M社の株価の動きの特徴を頭に入れて、忍耐強く投資していくことが求められます。

すべてはあなた次第です。

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