ぺんたゴンチャです。

投資では大して儲からない、という人に限って、貯金がありません。確かに、元手がないと大きく儲けるのは難しいのは本当です。1万円で株を買ったとして、倍になっても、儲けはたかが知れています。

そして、多くの人はお金持ちになる道を諦めてしまうのです。勿体ないことです。

お金持ちになるには、或いは、経済的自由を獲得してアーリーリタイヤしようと思うのなら投資で成功するのが鉄則であり、それは軍資金を確保するところから、あなたのサクセスストーリーは始まっているのです。

さて、それではどのように軍資金を貯めれば良いのでしょうか?

これは非常に簡単なことです。手取り給料の四分の一は強制的に貯蓄に回せば良いのです。ボチボチなサラリーマンで中堅クラスなら、年間の手取りは400万円から600万円くらいですから、年間の貯金は、100万円から150万円ということになります。

単純に貯金していくだけでも、10年で、1000万円から1500万円という種銭ができますよね。

しかも、この貯蓄を株式の積み立て投資でやっていけば、10年で2000万円を超える資産が出来上がっているのです。
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「いやいや、それでも無理だよ。四分の一も貯金に回すなんて・・・」とお思いでしょうか?

しかし、よく考えていただきたいのは、あなたよりも手取りが四分の一低い給料で暮らしている人は世の中にたくさん居ることです。早い話、この人たちと同じくらいの生活費で済ませれば良いわけです。

節約してお金を貯めた人はお金持ちとは言わない、というかもしれませんが、それでも経済的独立、つまり労働収入に頼らず生きていけるようになる程度であれば、節約して、軍資金を貯めてそれを市場で運用することで、目的を達成できるわけで、あとは定義付けの問題でしょう。

ところで、本多静六(1866-1952)という大富豪をご存知でしょうか?

この人は、節約によって巨万の富を得た大投資家です。苦学して大学を卒業した後、小学校の教員をしていました。要するに公務員で、給料は、当時の物価を考慮すると、現代で言えば、そこそこのサラリーマンクラスでした。だけれでも、大投資家として財を成したわけです。

本も多数出ていますし、あなたのお近くの図書館にも著書は必ず置いてあるはずですので、一度、お読みになると良いと思います。
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↑こんな感じの人です。日本のバフェットとも言われています。

本多静六は言います。「収入の四分の一を貯蓄せよ」「とにもかくにも若いうちは周りから馬鹿と言われようが、ケチと言われようが倹約と貯蓄に励め」と。

ちなみに、多くの大富豪は「入りを計りて出を惜しむ」ことを信条としています。1円を節約することは、1円を稼ぐことと同じだからです。価値がないと思ったものには、1円も払いません。
現代でも、起業で財を成した人も、駆け出しの頃は、自分の事業以外には一切無駄金を使わなかったという人が多いものです。

さて、その後、本多静六は貯蓄を初めて15年経った頃には、労働収入よりも、利子収入の方が多くなりました。今で言う、「経済的自由の獲得」です。本多はアーリーリタイヤはしませんでしたが、労働に頼らなくてもお金に不自由しなくなったことでとにかく自由を感じて生きていけるようになったと語っています。

ちなみに、現代でサラリーマンが、毎月12万円程度を7%の利回りで積立投資していくと、15年を超えるころには、年間の運用収益は270万円ほどになります。これだけで暮らしていくには少し難しいでしょうけれど、最悪、職を失ってもギリギリ食べていけるくらいにはなります。

あなたや私のような投資家が、本多静六に学ぶべきことは、「自分を大きく見せる為に無駄金を使うな」という生き方を徹底することです。

オシャレに着飾ったり、ブランドもののバッグやアクセサリーを身に付けたり、意識高い系インスタ映えカフェでそんなに美味しくもない話題のスイーツを食べたりするようなことは厳に慎みたいものです。

冒頭の話に戻りますが、「貯金がないから投資しても儲からない」ではなく、そもそも貯金できない体質では儲けることも難しいわけで、こういうことを言っているひとはいつまで経っても体質改善の行動をしない為、従って、いつまで経っても貧しく、持てる者との格差は開いていくばかりとなります。

すべてはあなた次第です。



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