ぺんたゴンチャです。

あなたはビットコインや仮想通貨(暗号資産)への投資をしていますか?或いは、「あんなのにカネを賭けるなんて大馬鹿ものだ!」と言うでしょうか?以前のぺんたゴンチャのブログ記事に「仮想通貨は夏頃から急騰する!」と書きました。信じるも信じないも勝手ですが、それよりは少し早いですが、実際に、ビットコイン相場は4月2日から爆上げを始めています。

その理由探しはいろいろされていますが、ファンダメンタル要因とテクニカル要因の両方があります。

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まずファンダメンタル要因としては、暗号通貨への認知が徐々に固まってきたからです。「もう暗号通貨とかないよね?」という向きもあるのはあるのですが、ブロックチェーンの現実的な活用方法が世の中に提示され実行され始めてきたからです。

その一つは、マネータップです。これはSBIグループが率先してやっている活動ですが、XRP(リップル)を使って、個人の銀行口座間で瞬時に送金のやり取りを可能とするアプリサービスです。現在、10行以上の地銀が参加を表明しており、今後続々と参加金融機関は増える見込みです。

また、大手証券グループ3社が、仮想通貨取引所として金融庁の登録を済ませた、というのも大きいです。大手3社とはSBI証券、マネックス証券、楽天証券です。いずれも業界のカリスマが率いるグループです。

テクニカル要因としては、昨年年末(2018年12月)以来、ビットコイン価格はほとんど動きがないと言って良いほど、小さな値動きしかしていませんでした。

値動きが小さいというのは、売りも買いも拮抗しているときです。相場の多くの期間は、このように拮抗しているときですが、この期間が長ければ長いほど、その後の上昇/下落トレンドのパワーをため込むのです。

売り手、買い手のポジションがどんどん積みあがります。そして、この均衡が崩れたときに、一気に相場が動きます。すなわち、今回の場合、上方向へ相場が傾いたとき、売り手は損失が大きくなりますから、この積みあがった売り手のポジションがいっせいに損切りをします。つまり、売りの損切りですから、買戻しです。

ここからのトレード戦略ですが、気を付けることがあります。

仮想通貨ははっきり言って値動きが大変激しいです。一日に1割、2割動くこともあります。長い目で見て、上昇トレンドとはいえ、ポジションを大きく膨らませると精神的にその損失に耐えられないでしょう。

仮に1000万円の軍資金があって、ビットコイン現物で買い持ちをしたら、一日で100万円損することもあります。従って、長期的視野で仮想通貨やビットコインを買いたい場合は、マージン取引(レバレッジ取引)は避けたほうが良いです。

ただし、うまくやればこれほどまでにソッコーでお金持ちになれる市場はありません。これはカジノのギャンブル以上です。ある意味、おうちがカジノになると言った方が適切です。

その場合は、超短期取引です。1分足でテクニカル分析および心理分析をして、レバレッジを利かせてトレードするのです。

どれくらいのレバレッジをかけてよいか?は、損切りの値幅次第です。例えば、現在、ビットコイン価格が1枚=58万円で、損切りを1万円下の57万円としましょう。もし1枚だけ取引するなら、この場合は、6万円程度の証拠金でも良いかもしれません。1万円を損切りすると証拠金の残りは5万円になってしまうので、数回の損失が続くとポジションを維持するのが難しくはなりますが、たったの6万円で58万円の取引ができるわけですから、資金効率はたいへん良いです。

逆に言えば、6万円の資金で、1万円を儲けることができれば、超短期に16%もの利回りを得たことになります。

ビットコインに限らず、短期取引はたいへん難しいものですが、相場の特性を頭に入れることで多少は勝率を上げることができます。仮想通貨相場の特徴は、機関投資家はほとんどいないということです。ほぼ全てが個人プレーヤーだと言って良いです。

典型的なのは、次のような動きです。

売りと買いの均衡(レンジ相場)が崩れ、上げた時、瞬時に、疑うことなくみんな飛びついてきて、買いが買いを呼ぶ動きになります。しかし、次の瞬間、相場は崩れ始めます。

上げた時に群集心理で飛びついた買い手は、そこから少しでも安くなれば、みんな損失を抱えるからです。しかも、ビットコインはレバレッジを利かせた投資家が多いですから、より大きな損失になります。

あなたのような、群集に巻き込まれやすい洗練されていない個人投資家たちは、損失への耐性が高くないので、急にビビって、狼狽売りをするわけです。ほんの数分前はイケイケの気分だったのが、今度は顔面蒼白で売り急ぐ。

次に、この群衆たちの売りを一通りこなすと、また均衡相場になり、そのうち相場が傾いた方向にわっと飛びつきます。

これを繰り返しているのです。

テクニカル分析は、こういった心理を読むことに活用はできますが、それ自体では儲けを出すことは難しいと言えます。大事なのは群集心理を読むことです。「このポイントで買った投資家はいくら損しているのかな?どんな気持ちなのかな?」と想像してみることです。

あと、アノマリー的なものとしては、月曜の朝でしょう。個人投資家が多いということは、彼らの入金タイミングが重要だからです。金曜の夜から、土日にかけて相場を見ながら、「ポジション取りたい!買いたい!」とモヤモヤしながら月曜に入金して、取引を拡大させるからです。

ゆえに月曜は相場が動きやすいのです。

もしあなたがソッコーでお金持ちになりたいなら、ビットコインの超短期取引も検討してみると良いでしょう。ただし、万人にはお勧めできませんし、どちらかといえば、競馬場に万札握りしめて通うのに近いですから、そのあたりはあなた次第です。