ぺんたゴンチャです。

米国の景気動向を占うのに役立つ指標として、ISM製造業景況指数というものがあります。毎月発表されており、製造業の購買担当者にアンケートを取った結果を指標化したものであり、数値は50を超えると景気拡大、50を下回ると景気後退を意味しています。

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2019年3月の結果が発表されました。前回の54.2に比べると、今回は55.3となり、指数は上昇しています。
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やはりアメリカの景況はまだ良いことが読み取れます。しかも、予想値の54.5を上回りましたから、その意味でもアナリストたちが考えるよりも景気は底堅いと考えられます。

さて、もう一つ、押さえておくべき状況があります。それは長短金利の逆転現象の回復です。長期金利と短期金利が逆転すると、景気後退(リセッション)の始まりだとしてビビりまくっている投資家たちもいますが、この逆転現象は元に戻りました。

通常は、長期金利は高く、短期金利はそれより低い金利になるのがセオリーです。長期的に景気が悪化するとマーケットが予想すると、資金需要がなくなることからお金の値段である金利が下がるというロジックがありますが、下がりすぎて、短期金利よりも低くなってしまうと、それだけ景気悪化を予兆していると考えられてきました。

しかし、逆転現象はすぐになくなりましたから、景気後退はまだまだ先と言えます。

米国債3カ月モノと10年モノのグラフをご覧ください。
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とはいえ、未来永劫株価が上がり続けることはありません。景気が過熱気味なのは間違いないわけで、その時は、短期的に指数で30%程度は下がってしまうでしょう。リーマンショック級なら50%くらいの暴落を覚悟しなければなりません。

もしあなたが株式を保有しているのなら、しばらくは継続した方が良いでしょう。なぜなら、暴落の時間があればあるほど、最後の上昇で資産を拡大してから暴落を迎えた方が、株を今売ってしまうよりも、結果的に多くの資産を残すことができるからです。

もっとも投資に絶対などありはしませんから、あなた次第と言えます。ISMやGDPなどのマクロな経済指標にも目を配っていくようにしてください。