ぺんたゴンチャです。

日本人ほど会社が好きではないのに、日本人ほど会社にしがみつく人々はいません。あなたはどうでしょうか?今、30代後半や40代に入った人は、キャリアの後半戦を意識し始めたころかと思います。

希望通りのキャリアを築けて、自分の得意分野を持って能力を発揮し、50歳頃でアーリーリタイヤし、
趣味を兼ねたビジネスを第二の人生としてやっていけたら楽しいと思いませんか?

SPONSORED LINK

しかし、これを実現するのは本当にほんの一握りの幸運な人たちだけです。ほとんどの人は、お金のことで苦しみます。60歳で定年退職となるのに、年金の受け取りは65歳からになってからです。しかも、65歳では済まず、70歳からの受給開始に改悪される可能性も出てきています。

つまり、少なくとも定年から5年間、下手をすれば10年間の生活費をどうにか賄う必要性が生じているわけです。

これに対応するため、政府は、高年齢雇用安定法の改正案を施行しました。「定年後原則として希望者全員の再雇用を企業に義務付ける」ものです。会社にとってはたまったものではありません。能力のある一部社員以外は、仕方なく雇っているだけの多くの働かないおじさん社員ですから、さっさと出て行ってほしいのに、まだ5年間居座るのです。

実際に、企業へのアンケートによると、その酷さ、扱いにくさに困っている感が伝わってきます。例えば、次のような回答があります。

・できれば62歳、長くても63歳くらいで引退していただき、世代交代していくほうがありがたい。しかし、法律なので仕方なく行なっている面がある。62歳くらいから、体調や精神面で第三者から見て、老化による能力の低下を感じさせる方が増える傾向にある。(サービス関連/100~299名)

適材適所への配備が難しい。(商社/100~299名)

いかがでしょうか。酷いものです。人材の新陳代謝が進まないし、無能老人をどう使ったらいいのか?という思いがヒシヒシと感じられます。人件費の増大も問題です。シンクタンクの調査によれば、2025年度の人件費は現行比1.4兆円増加するということです。

そもそも、年金制度の破綻を誤魔化す為に、その年金財源不足を企業に求めた結果がこれです。
これに対して、企業はどう対応するのか?これもシンクタンクによる調査があります。次のグラフをご覧ください。

出典:https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/pl130220.pdf
kourei190401a
↑なかなかヒドイ対処方法が並ぶ。困惑ぶりが見て取れる・・・。

トップは、「継続雇用者の処遇の引き下げ」です。今まで通りの仕事のまま、今まで通りの給料は払えない!ということです。新陳代謝の問題もありますし、そもそも、シニア社員は貰いすぎなのです。

さらに、面白い回答が「60歳到達前の処遇の引き下げ」で対応するということです。継続雇用してもらいたい!と言えば、今の給料を下げるわけです。貰いすぎの給料を減らして、細く長く支給しますよ、と。

もっと興味深いのは、「60歳到達前に社外へ放り出す」という回答です。どうせ無駄飯喰らいなのだから、社外に押し付けじゃ!ということなのでしょう。押し付けられた会社はたまったものではありません。

あなただったら、こんなふうに思われているのに、それでも会社に居たいでしょうか?

しかし、ここまで厄介に思われてもなお、会社にしがみつきたいと考える人は多いのです。年収1000万円近く貰っていても、役職定年後か60歳の定年後は、ただのヒラになるのです。年下の上司の部下という微妙な関係になるわけです。

背に腹は代えられないということでしょうが、一方、「人はパンのみにて生きるにあらず」という言葉があるように、プライドを持って生きていきたいものです。それを達成するには、やはり、30代後半に入った時点で第二の人生を意識しないといけません。

それと同時に、お金です。先立つものはカネを置いて他にありません。

毎月10万円、奥さんにも働いてもらって毎月15万円を株式に積み立て投資していけば、定年までの20年間で相当な金額に積みあがっています。せっかくなので計算すると、7%で運用して7600万円となります。やりたいこととお金があれば、人生の選択肢はたいへん増えて、満足度の高い人生を送れることでしょう。