ぺんたゴンチャです。
ここからの投資戦略ですが、フルインベストメントはやめておくのが吉です。株価上昇はもう少し続くでしょうが、ピークに達しつつあり、これはその後の暴落の前準備の段階と言えます。
もしあなたがサラリーマンで、もうすでにポジションを積み上げているなら、その保有株は売らずにそのままにしておきましょう。もちろん、投資先が想定していたビジネスモデルを持っていなかったとか、当初の想定と全然違う状態になっているならば、見直しが必要ですが、銘柄を信じている限りは持ち続けるべきです。
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一方で、毎月、投資に回せる金額があると思います。まさか生活費でカツカツではないでしょう?この追加元本は、投資せず現金として取っておくか、もしくは、その半分だけを追加投資して残りを現金として積み上げておくのが良いです。
ですから、あなたもご多分に漏れず、株を買いそびれる焦りを感じているのではないでしょうか?多くの投資家たちが株を買いそびれてしまい本来儲けることのできた儲けを得られない焦りを感じるほど、
株は高値で取引されるようになります。それはやがて実態に見合わないレベルになります。
実態が悪いことが分かり始めると、波を打ったように売りが激しくなります。お金持ちになりたいなら、ここで投資家心理が十分に冷え込んだ時に買い出動すべし!です。
そのときに、十分な現金がないと戦えません。
とはいえ、私やあなたのような平均的な精神の持ち主は、他の投資家たちがガンガン買って、アゲアゲの相場を横目に現金を積み上げることができるほど、辛抱強くはありません。
そこで、毎月ねん出できる追加元本のうち、半分だけのお金で株を追加購入するようにします。こうすることで、「買いたい!買いたい!」という気持ちを静めることができ、しかも、現金も積み上げることが可能です。
別のやり方としては、淡々と相場が良い時も悪い時も一定額を買い続ける投資手法ですが、これも悪くはありませんが、やはりパフォーマンスを向上させたいのが人情ですから、その余地は残しておきたいのです。違いますか?
かと言って、暴落を待っていてはいつまで経っても投資できないということになりがちです。そんなあなたに向いたのが、この「予定金額の半分だけ積み立て投資する」投資手法です。
好調な相場でも1年に1回くらいは暴落することがありますし、好調相場が何年も続いた後は、まず間違いなく大変な株価下落の時期が来ます。相場にはサイクルがあるので、いま相場環境がどれくらいの時期にいるのかを感じながら、投資金額に強弱をつけるわけです。
この手法で劇的にパフォーマンスが良くなるかどうかは、かなりタイミング次第な部分はあるものの、
何よりのメリットは、「現金を確保していることによる安心感」を得られることです。全てが株になっていると、暴落時に不安感に駆られてしまいます。本当はもっと買えば儲かるところなのに、逆に売ってしまうわけです。
そしてしなくてもよい損失確定をしてしまうのです。
ところがこのときに現金を蓄えてあると、俄然気持ちが変わってきます。「この相場でどうやって儲けてやろうか?」とポジティブな心持になれるのです。相場でお金持ちになるには、心理を平静に保つことが何より重要です。
現金があることによる、心理的メリットは計り知れません。
まとめると、積み立て投資も良いが、そのうちいくらかは暴落時の出動用に現金を蓄積しておく手法なら、心の平静を得ることもでき、これにより安定した投資パフォーマンスが達成できるのです。
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