ぺんたゴンチャです。
時事通信の調査によると、日本では過半数の人々が生活にゆとりがないそうです。そして、10月に来る消費増税に備え、食費を中心とした家計を見直す必要があると考えている人が多いというニュースが掲載されています。
長く続く好況で2人に1人以上は、「ゆとりがない」と感じていること自体に驚きですが、あなたはいかがでしょうか?
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しかし、私ぺんたゴンチャがもっとも驚いたのは、このニュースに対するヤフーコメントの反応です。
いくつか取り上げると・・・
・「生活にゆとりがあると答えた3割以上のひとは何なんだろう?」
・「こういうアンケートで生活にゆとりがあると答えられるっていうのがよく分からない」
・「常に生活はカツカツなんですけど」
のような反応が多かったのでした。
賢明なる投資家のあなたからすると、上記のような反応一色なのが逆に意味不明だと思います。なぜなら、リーマンショックで底を付けた株価は、ひたすらここまで上昇を続けてきましたから、株式投資をしている層は大いに儲かったのです。
しかも、デフレが進みました。日銀がインフレターゲット政策を取ったのにも関わらず、モノやサービスの値段は下がり続けました。つまり、投資家の皆様におかれましては、たいへんゆとりがある生活を送ってこられたこととご拝察いたします。
とは言え、ヤフコメ民の言うことも理解できます。
このニュースに反応しているヤフコメ民は、株式投資をまったくやっていない人ばかりだからです。
株を保有している人の割合は、国民の10人に1人か1.5人程度という調査結果がありますから、株価上昇の恩恵を受けない人ばかりなのは当然のことです。
それ以上に、この10年間もさらに労働者間の分断が進みました。すなわち、正社員vs非正規労働者の対立です。特に非正規労働者は、年収がたいへん低いことが多く、株式投資にお金を回している余裕はありません。
こうして富める者はますます富を蓄えていくのです。
しかし、挽回の手がないわけではありません。中小企業は常に人手不足ですし、年を追うごとに酷い状態になっていっています。また、ITの素養が少しでもあれば、中小のシステム会社に潜り込むことは滅茶苦茶簡単です。能力はそこで鍛えれば良いのです。
お金持ちになる図式は、
収入-支出=投資に回す
という簡単のものです。
収入をアップさせるとともに、支出を抑えるには、できるならば実家に寄生すべきです。パラサイトと言われようが、生活費の中で最も大きな出費は家賃なのですから、これを抑えることによって、富を蓄積することが可能です。
「なぜここまでしないといけないのか?我々は何も悪いことなどしていないのに」とお思いでしょうか。
これは仕方がありません。「たまたま」政府の政策によって雇用の調整弁にされて、その後も非正規というほとんど中世の下位身分に落とされてしまい、正規たるアリストクラッツとは越えられない壁ができてしまったのですからたいへん気の毒なのは分かります。私ぺんたゴンチャも、日本史上、最も有効求人倍率が低かった2003年大卒のものなので、よく分かります。
しかし、それをぶち破るには創意工夫でやっていくしかないわけです。
さて、時事通信の調べによると、消費増税によって見直す家計項目としては、トップが食費です。
■表

ですが、本当に家計を改善しようとするなら、固定費に切り込まなくてはなりません。食費など削ったところでたかが知れています。人間をつくるものは食べ物ですから、これを削っては気力も湧きません。
それよりは、家賃の低い狭い家に引っ越すか、一人暮らしなら思い切って実家に戻りましょう。狭い家ならば、水道光熱費も抑えられます。
あと、見落としがちなのはエアコンの掃除です。フィルターや上部に埃が溜まっていると効きが悪く、電気代が物凄くかかります。私ぺんたゴンチャの後輩(一人暮らし)で、「うちは寒くて暖房を30℃設定にしています」と言っているのがいましたが、エアコンがぼろいか掃除をしていないだけでしょう。
それから、飲みに行く回数を減らしましょう。ショボい居酒屋でも行けば5000円近く掛かってしまいます。そこでなされる会話はどうせ会社の愚痴と女の話です。
お金がないと言っているのに、居酒屋に行ってしまうのはひとのサガというものでしょうが、そんなことをしていたらいつまで経ってもお金持ちにはなれません。
それよりも、料理を覚えてしまえば、いかに自分が無駄遣いをしていたかに気付けるし、翌日のランチのお弁当に詰めたりできますし、いいことづくめです。
また、携帯電話も格安回線にしてしまいましょう。貧乏なのに通信代に毎月1万円近く払っているとしたら、そりゃあお金は貯まりません。
これらに株式投資を組み合わせることで、あなたはお金持ちになる道を切り開くことができるのです。
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