カイジのように勝負どころの見極めができるようなったらいいですよね?それではイイ方法をお教えしましょう。

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kaiji
ボリンジャーバンドというテクニカル指標を使って、相場の転換点を占う方法があります。
まず、ボリンジャーバンドとは、「ジョン=ボリンジャー」なるオッサンが考案したバンドです。音楽のバンドではなく、帯(おび)です。その帯は株価の上下にくっつきます。
とりあえず見てみましょうか。チャートはS&P500の週足チャートです。
sp500BB

真ん中に線がありますが、これは移動平均線です。過去1年なりの期間の株価の平均です。帯の上下は、細かく話すと難しくなるので、超簡単に言えば、「過去1年の株価の動きから見て、95%の確率で動く範囲」です。つまり、だいたいの場合、この範囲に株価は収まります。逆に言うと、この範囲を超えそうな時はヤバイ時です。ヤバイ状態は長くは続かず、大抵反発する、とも覚えていただきたいです。

実際、そのようになっているのが、このチャートからも読み取れると思います。青い丸がヤバイ時期です。ここを割り込むかどうか?を気にしていればよろしいのです。

2015年のチャイナショックの時期も、ここを割り込むか割り込まないかというところで反発し、その後はご存知の通り、力強く相場は上昇しました。つまり、青丸の時期は絶好の買い場でした。うろたえて売っているようではお金持ちにはなれません。

同様に、2018年クリスマスの虐殺(とこのブログでは勝手に名付けました、たった今。)ですが、やはりボリンジャーバンドの下の線あたりから急反発を演じています。トランプ大統領は言いました。「絶好の買いのチャンスだ!買え!」と。

もうひとつ、このチャートの使い道があります。赤い丸のところです。青い丸はあまり頻繁に機会はありませんが、赤い丸はそれよりも出会う機会が多くなります。その前に、真ん中の線は1年の移動平均線です。この赤い丸は、株価が1年の平均株価のレベルに下落してきたことを意味します。どのように利用して儲ける?ですが、「ここを割り込むか、割り込まなければ、相場は反転上昇するぞ!」と心の準備をしましょう。タイミング売買をするのであれば、この赤い丸は押し目買いのチャンスです。

相場はメンタルなので、相場の状況を理解するだけでも、心が安定して変な取引をせず済みます。今回ご紹介したボリンジャーバンドを活用してみるのも一つの方法です。