35歳の女が68歳の父親に金を無心して断られたので、殴り殺したという悲惨な事件が発生しました。

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おそらく無職の独身と思われますが、30代後半・女性・無職・独身の要素が揃うと生活していくのは非常に厳しいです。未来が見えません。

就職・転職は35歳を超えると一気に難しくなります。このくらいの年齢だと、まずリーダー経験を求められますし、即戦力を期待される為、これという分野での実績がないと厳しい。加えて、女性だと正社員の就職口は極めて少ない。残念ですが、現在の日本はそういう仕組みです。

もしあなたが女性で企業に勤める正社員の方なら、絶対に辞めない方が良いです。育児休暇や産休の制度は中小企業でも整備するところが多くなっていますし、大企業勤務なら大手を振ってこの制度を使うべきです。

なので結婚して寿退職などもってのほかです。勿体なすぎる。もし、勤務先に正式に育休・産休の制度や時短勤務の制度がなかったとしても一度相談してみるべきです。
三十代後半は一度辞めてしまうと再就職は本当に難しいのです。甘くありませんから、出来る限り今の職場を利用できないか賢く立ち回りましょう。

女性が簡単に辞めてしまうのは、女性にとって働きにくい世の中の仕組みが残っているのと同時に、親の世代の影響もあります。私たちの親の世代はずっと正社員で働いている女性というのはほとんどないので、この例の35歳の女からしてもロールモデルがなかったということになる。
その結果、無職、或いは家事手伝いという名の無職に気軽におりてしまうのかもしれません。勿体ない事です。

男性に比べるとアルバイト職・パートタイマー職は女性の方が多いので、「お小遣いか生活費の足しくらい稼げればいいかな」と考えて、フルタイムの仕事は辞めてしまう人も居ます。

この事件の35歳の女が元々は父親を死に至らしめるほどの粗暴な人物だったのか、はたまた本当は心根の優しいひとだったのか、それは分かりません。しかし、カネがないばかりに心が荒んで父親を殴り殺すことに至った。

お金がないと心の余裕が全くなくなるのでこうした悲劇を引き起こします。幸せに生きていくにはある程度のお金が必要です。そこのところを誤魔化すのは、現実逃避です。

結婚を機に寿退職するとか、仕事がつまらなくて退職するとか、色々と無職になるきっかけはあるものですが、無職はお金がないことによる悲劇を引き寄せてしまうので、気軽に辞めてはならない。引き換えに取るリスクはあまりに大きい。