サラリーマンには定年があります。一般には60歳か65歳ですね。その年齢に達すると有無を言わさず辞めさせられる。能力があろうがなかろうがね。ただし、これは一般の従業員の場合です。
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会社役員は定年制がないところが多いです。役員になれば、非常に長い間働いてお金を稼ぎ続けることができる。
私の父親はもう70歳に近い年齢ですが、役員として働いています。土木事業の会社で、もちろん今は力仕事はありません。ですが、様々なプロジェクトをみてきていますし、図面書いたり、役所への書類作成、協業する会社へ役所等との折衝等といった仕事をこなしています。ベテランの仕事です。
なぜ、そんな高齢でも働かせてもらえるのか、というといくつか理由はあります。まず人づてで今の職場で働くことになったこと。当たり前ですが、ある程度の年齢になると正面から履歴書書いて面接して・・・という転職はほぼ不可能です。となると、人からの推薦お声がかりが必要なのです。それだけきちんとした仕事ぶりを普段から周りに認めさせなければならない。
そして、転職後も着実に誠実に仕事をこなして存在を認めさせること。これにより発言権が大きくなっていく。
ここまではあまりにも当たり前のことです。無能で不真面目な向きはお呼びではない。
もっと重要なのは、人手不足なところに行くということです。私の父は土建業で長年働いてきましたが、プロジェクト管理、図面書き、折衝のような業務というのは全ての人間ができるわけではありません。土木業はそれだけで人手不足の上、さらにレアスキルを持つということでそんな高齢にも関わらず働くことができています。気づいたら役員になっていたという。
この話を父から聞いた時、非常に重要なことが含まれているなと思いました。一つは人手不足の業界だということ、次にレアスキル保持者ということ、もう一つはに人から紹介されるような仕事ぶりということ、最後にそれまで働いていた会社も今の会社も中小企業だということ。
最後の「中小企業だということ」はちょっと分かりにくいかもしれません。中小企業は従業員と社長の距離が近いです。社長は、社長仲間のネットワークを持っています。小さくても事業者なので自分に人事採用決定権があります。中小企業に勤めるものはその社長ネットワークを辿りながら次の職に就くことができます。生きていく力、しぶとさは大手企業のサラリーマンよりも上だと思います。大手は例え有能でも定年でバサッと切られて終わりですからね。
それにしても、プロジェクト管理や折衝系の経験が高スキルとして優遇されるのは業界を問わずなのでしょうね。
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