金持ちになるには、ビジネスオーナーになることであり、それにはベンチャー企業で働くことが近道です。
しかし、どんな会社でも良いかというとそんなことはありません。下手なところに就職転職するとあなたの人生は破壊される。従って、株式投資と同じように銘柄スクリーニングが大事になってきます。

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まず、第一に業績が右肩上がりであること。長年横ばいや売上低下しているようでは話にならない。あなたの給料の原資は売上です。売上が上がってくれば給料に反映されるか、業容拡大にともない役割が大きくなりたくさんの部下を束ねることになり、結果年収アップにつながる。

第二に社長が有能な人物であることです。私は以前間違って無能な社長の会社に転職してしまったことがあります。まったく業容は拡大せず、営業にも行かず、戦略と言えばひたすらブログを書くことというひどい経営状態でした。まともに事業戦略を描いていないので投資もほとんどしない。加えてお客さんの業界はいわゆる斜陽の傾向がはっきりしてきていました。あとは有能さには社長のコネというのもあります。有力大企業との個人的接点が多いひとだとそれだけで有利です。無能な船長の船には乗ってはならない。

次に従業員数がまだ片手で数える人数の会社が良いです。極端な話、「うちはベンチャーです」と言っておきながら、LINEやメルカリくらいに大きくなっている会社ではあまりおいしくない。普通に大企業に就職するのとあまり変わらない。業容が拡大していく過程で、人数がバンドメンバーくらいしかいないからこそ、重責を担える。経営を担うレベルの仕事をしてこそB(ビジネスオーナー)に近づけるわけなので、その可能性がある職場を狙うべきです。

最後にあなたの年齢も少し問題になるかもしれません。というのもあまりに若いときに入社すると、自分が重役に就く前に、社長がどこからか妙齢のベテランを部門長として採用してしまうこともあるからです。なので若手~中堅と呼ばれるくらいまではきちんと経験を積んでからのほうが良い。