もうFXが大流行りになって久しいが、FXで儲け続けているひとはとても少ない。
いったい誰が、こんな急に円安になると予測できたか?
大まかには予測している人は多かった。
だけどそれを利益にする前に多くの人は含み損に耐えられなかった。

原因の一つは、レバレッジ取引であること。
大まかに円安になるという予測はレバレッジ取引の前にはほとんど役立たない。
前にも書いたが、レバレッジを効かすというのは、資金効率はとてもよくなるが、それは儲かるかどうかとは直接の関係がない。
むしろ、財務的な防御力が低くなるのでそれに合わせた戦いをしなければならない。長期では変動に耐えられない。
要するに、デイトレとかの時間が短く、値幅が小さい中での取引となり、 ここで勝つか負けるかなんていうのは、ギャンブルそのものである。
勝ち目があると思ってやっている人は、何を根拠にそんなことを言っているのか教えてほしいぞ。
商品設計的、入手できる情報的に、あるいは超短期の分析力的に、何らかの優位性があるのかな?
それがなければ丁半博打と同じだ。

ここで反論があるとする。「長期的にはこの超円高が是正され100円/USDレベルになっていく。自明だ。」と。
ではそれを証拠金の何倍もの額面でやってみてほしい。
よく、レバレッジ10倍くらいなら大丈夫・安全とか言っている人がいるが、よく考えてほしい。
持っているお金の10倍の取引をするのだよ。利益も10倍だけれど、損も10倍だ。
利益に成る前に途中で損失に出くわしたらゲームオーバーではありませんか?
というわけで、上記の反論で生き残るひとは、レバレッジを効かさず放置していた投資家となる。
「いや、俺も儲かったよ」とか言わないでほしい。
最終的に儲かった人でも、途中で市場から撤退させられるギリギリまで資金が減っていたりする。
そういうのが好きならどうぞ、としか言えない。

おれはそういう「当たるも八卦、外れるも八卦」という勝負に大事なお金をつぎ込みたくないから。